2024年6月24日、お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」が解散を発表しました。
コンビ結成から実に31年──その歴史に終止符を打った田村淳さんは、テレビ朝日系『ロンドンハーツ』の緊急生放送で「前向きな熟年解散」と語りながらも、言葉の節々にロンドンブーツの解散理由については、2019年の闇営業問題の影響が大きいと見られています。がにじんでいました。
この記事では、田村淳さんが語った解散後の“本音”と、コンビ名「ロンブー」がなくなったことへの想い、そして新たな挑戦にかける姿を深掘りします。
そこで今回は、
田村淳の解散後の本音とは?
田村淳の“もうロンブーと名乗れない”という喪失感
「不仲解散」ではなく、“前向きな卒業”
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
田村淳の解散後の本音とは?

解散後、淳さんは「もう“ロンブーの淳”と名乗れないことが一番寂しい」と率直な思いを明かしています。
街中で「ロンブーの淳さんですよね?」と声をかけられたときに、「もうそれは自分じゃないんだ」と痛感したそうです。
これまでサインには「ロンドンブーツ」と書いていたものの、今は自分の名前だけを書くことに違和感を覚え、「スカスカな感じがする」とまで語っています。
「サインを書くにしても『ロンドンブーツ』とあって成立するもんで、『淳』だけだとスカスカで。いま新しいサインを募集しています」と笑いを交えて語った。
出典:中日スポーツ
現在は新しいサインを募集しているとも発言しており、解散の現実と向き合いながらも、新たな自分を模索している最中です。
田村淳の“もうロンブーと名乗れない”という喪失感

ロンドンブーツの解散理由については、2019年の闇営業問題の影響が大きいと見られています。
田村亮さんの復帰をめぐり、吉本興業との関係性が複雑になったことで、コンビとしての活動も思うようにいかなくなりました。
19年6月、亮は事務所を通さずに反社会的勢力の宴会に出席して謝礼を受け取った「闇営業」問題で謹慎処分を受けた。その後、淳が社長を務める会社に所属しながら、吉本とエージェント契約を行い活動を再開。現在は淳が吉本興業所属、亮がフリーで活動している。
出典:スポニチ
しかし、淳さん自身は何度も「亮との関係に問題はない」「今後も普通に連絡を取る」と語っており、不仲や衝突による解散ではないことを強調しています。
「熟年夫婦が話し合って離婚したようなもの」と例えた淳さん。
解散は円満で冷静な話し合いの結果であり、31年を共にした相方との信頼関係はいまも変わっていないのです。
「不仲解散」ではなく、“前向きな卒業”

芸人としての肩書きだけでなく、“ロンドンブーツ”というブランドも手放すことになった田村淳さん。
しかし、その代わりに選んだのが「挑戦する人を応援する」新しい経済メディア「XU(クロスユー)」の立ち上げでした。
「XU」は、業種・世代を超えた挑戦者が集まり、互いに刺激し合いながら社会に新たな価値を生み出すことを目的としたビジネスコミュニティメディア。
淳さん自身も“表現者”から“発信者・仕掛け人”へと変わる決意を固め、芸能の枠を越えた活動に乗り出しています。
また、自身が主宰するオンラインコミュニティ「大人の小学校」では、実験的なプロジェクトや異業種交流を積極的に展開。かつての“笑い”とは異なる形で、社会との関わりを築いているのです。
まとめ
田村淳さんにとって「ロンドンブーツ1号2号」という看板は、人生そのものであり、アイデンティティでもありました。
しかし、その看板を下ろした今も、彼の中にはブレない信念と挑戦する覚悟があります。
「ロンブーじゃなくても、淳は淳」。
そんな信頼があるからこそ、彼の次の一歩を応援したいと感じるファンも多いのではないでしょうか。
これからの田村淳さんは、芸人でもなく、“元ロンブー”でもなく、“未来をつくる挑戦者”として、また新たな舞台へと進んでいくのです。
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