女優として唯一無二の存在感を放ち、アクション演技でも注目を集める清野菜名さん。
映画『キングダム』シリーズの羌瘣(きょうかい)役で一躍その実力を広く知られることとなりましたが、彼女の女優としての軌跡は、子役時代からの挑戦と努力の積み重ねによって築かれてきたものです。
この記事では、清野菜名さんの生い立ちから現在までの経歴を総まとめし、彼女がどのようにして“アクション女優”と呼ばれる存在になったのかを振り返ります。
そこで今回は、
清野菜名のモデルデビューと運動少女時代
アクションに目覚めた高校時代と女優としての飛躍
清野菜名のプライベートでの転機
3つの観点から迫っていきます。
さっそく、本題に入っていきましょう。
清野菜名のモデルデビューと運動少女時代

清野菜名さんは、1994年10月14日生まれ、愛知県稲沢市出身。
幼い頃から活発で運動好きな子供だった彼女は、稲沢市立清水小学校、明治中学校を経て、日本芸術高等学園に進学します。
中学時代には陸上の走高跳で全国大会に出場するほどの運動神経を持ち、バスケットボールなどのスポーツにも熱中していました。
そんな清野さんが芸能界に足を踏み入れたのは、2007年(13歳)のとき。
ファッション誌『ピチレモン』のオーディションでグランプリとペンティーズ賞をW受賞し、専属モデルとして活動をスタート。
そこから徐々にタレント・女優としてのキャリアへとシフトしていきます。
アクションに目覚めた高校時代と女優としての飛躍

高校進学後、清野さんは「アクション女優になりたい」という想いから、アクション部や専門養成所で殺陣・アクロバットを本格的に学ぶようになります。
その努力が実を結んだのが、2014年の映画『TOKYO TRIBE』。
この作品でヒロイン・スンミ役に抜擢され、ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞します。
さらに、2015年には映画『東京無国籍少女』で映画初主演を果たし、激しいアクションと心理描写が求められる難役に挑戦。
この作品では、ジャパンアクションアワード最優秀女優賞も受賞し、“アクションもこなせる女優”としての地位を築きました。
その後もNHK朝ドラ『半分、青い。』(2018年)への出演や、ドラマ『今日から俺は!!』など話題作に次々と登場し、幅広いジャンルに対応できる演技力を披露しています。
清野菜名のプライベートでの転機

清野菜名さんのキャリアにおいて、最も象徴的な役の一つが映画『キングダム』シリーズの羌瘣(きょうかい)役です。
この役は、古武術をベースにした独特な戦闘スタイルを持つキャラクターで、演じるには高度な身体能力と繊細な演技が求められます。
清野さんは撮影前から徹底的なアクショントレーニングを積み、まさに「舞うように戦う」羌瘣の姿を見事に体現しました。
また、2020年6月には俳優の生田斗真さんと結婚。
俳優の生田斗真(35)と女優の清野菜名(25)が1日に結婚していたことが明らかになった。
出典:中日スポーツ
家庭と仕事を両立しながら、2022年には第65回ブルーリボン賞助演女優賞を受賞するなど、女優としての評価をさらに高めています。
まとめ
清野菜名さんは、モデル出身ながらも女優としての道をあくなき努力で切り開き、特にアクションという難易度の高いジャンルで唯一無二の存在となりました。
その根底には、幼少期から培われた運動神経と、家族の応援による自由な環境、そして「やりたいことには全力で挑戦する」という精神があります。
これからもさらなる活躍が期待される清野菜名さん。
彼女がどのような役柄で私たちを驚かせてくれるのか、今後の動向にも注目が集まります。
それでは、ありがとうございました!
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