お笑いコンビ「ロッチ」の中岡創一さん。バラエティ番組ではいつもコミカルなキャラクターで人気を集めていますが、じつは“車への強いこだわり”を持つ一面があることをご存じでしょうか?
そんな中岡さんの現在の愛車は、なんと1970年代に生産されたいすゞ 117クーペ(後期型・オートマチック)。
現代のタレント車選びとしては異色ともいえるその選択には、彼の人生経験や信念が大きく影響しています。
この記事では、中岡さんが117クーペを選んだ理由や過去の愛車遍歴、そして心温まるエピソードを紹介します。
そこで今回は、
ロッジ中岡の現在の車との出会いは?
ロッジ中岡の愛車選びに影響した“人生の転機”
ロッジ中岡のクラシックカーへの愛情
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
ロッジ中岡の現在の車との出会いは?

2018年、バイクで走行中のある日。中岡さんは偶然、道端に停まっていたいすゞ 117クーペを見かけます。
そのレトロで独特なフォルムに、思わず目を奪われたと言います。
「これ、めちゃくちゃかっこええ…」
その場で調べて車種を知り、すぐに117クーペの購入を決意。
しかし、現代では非常に珍しい車種だけに、状態の良い個体を見つけるのに半年以上かかったそうです。
ようやく手に入れたのは、パルテノンアイボリーの外装に赤い内装が映える後期型オートマチック仕様。
芸人でありながら、“渋すぎる選択”に驚いたファンも多かったことでしょう。
ロッジ中岡の愛車選びに影響した“人生の転機”
117クーペにたどり着くまでには、中岡さんならではのバックグラウンドがありました。
実は彼、お笑いの夢を一度諦めたことがあります。
芸人として芽が出なかった時期、自動車部品工場で働いていた経験がありました。
そこで製造していたのが、のちに自ら購入することになるホンダ・フィットのギア部品。
その縁から、フィットには深い思い入れを持っており、芸人としてブレイク後に自ら購入。
その後、その黄色のフィットは後輩芸人・サンシャイン池崎さんに譲渡され、「幸せの黄色フィットや~!」という名フレーズまで生まれました。
このように、“車にはストーリーが宿る”という考えが中岡さんの中にはあり、117クーペもただの移動手段ではなく、自分の人生に彩りを与える“相棒”として迎え入れたのです。
ロッジ中岡のクラシックカーへの愛情
117クーペは現代車と比べれば、安全性・燃費・性能では劣る部分もあります。
エアバッグやABSもなく、最新の快適装備もありません。それでも中岡さんは、「機能性よりも愛着」を重視してこの車を選んでいます。
「生涯国産車」というポリシーもまた、彼が日本製のものづくりに誇りを持っている証。
自身が“作る側”だった過去を持つからこそ、モノへの敬意とストーリーを大事にしているのです。
また、117クーペは希少性も高く、今ではなかなか見られないレア車。
そんな“知る人ぞ知る名車”に乗っているところが、また中岡さんの渋すぎるセンスを際立たせています。
まとめ
ロッジ中岡さんの愛車選びには、単なる「見た目」や「流行」といった要素では語りきれない深い背景があります。
かつての挫折と再起
日本のものづくりへの敬意
芸人仲間との絆
クラシックカーへの愛情
すべてが117クーペという一台に込められています。
お笑いの世界で人々を笑顔にしながらも、裏ではモノを大切にし、ストーリーを重んじる。そんな中岡さんの生き方に、117クーペという渋くて味のある車は、まさにぴったりのパートナーなのかもしれません。
それでは、ありがとうございました!
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