元宝塚歌劇団・月組トップスターとして活躍した紫吹淳さん（56）が、MBS「おしゃべり小料理ゆみこ」で語った“男役ならではの職業病”が話題になっています。
番組では、同世代の菊池桃子さん・かとうれいこさん・横山めぐみさんと共に、人生や“推し活”について赤裸々トークを展開。
そこには、宝塚男役として培った美学と人生観、そして“女性としての再出発”を象徴するリアルな言葉がありました。
そこで今回は、
紫吹淳が語る男役トップ時代の後遺症
紫吹淳が語る推し活観
紫吹淳が語る同世代女性たちの推し哲学
３つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
紫吹淳が語る男役トップ時代の後遺症
紫吹さんは退団後、「男の人にダメ出ししたくなってしまう」という“職業病”を明かしました。
宝塚時代は、女性が理想とする男性像を演じるトップスター。
立ち居振る舞い、衣装、所作のすべてが“男らしさ”の象徴でした。
その名残で、「もうちょっと足出せばいいのに」「服の着方をこうすれば格好いいのに」と、無意識に男性を演出目線で見てしまったというのです。
「男目線ですね。いちゃもん付けたくなっちゃいました」と笑う紫吹さんですが、これは宝塚が彼女に刻んだ“美意識のプロフェッショナリズム”ともいえるでしょう。
紫吹淳が語る推し活観
有働由美子さんの「今の推しは？」という質問に、紫吹淳さんは「なかなか出あえないんですよね」と即答。
宝塚時代から“女性のときめき”を演じる側だった彼女にとって、自分がキュンとできる対象を見つけることは簡単ではないようです。
それでも「ドキドキできるものを探したい」と語る姿には、演じる側から“ときめきを受け取る側”への転換期を感じさせます。
華やかで完璧を求められる世界に生きてきたからこそ、日常の中に“キュン”を見つけたいという気持ちは、ファンにとっても共感を呼びました。
紫吹淳が語る同世代女性たちの推し哲学
番組では、菊池桃子さんが「私は（推しは）縄文の土偶です」と語り、有働さんが「届かない方がいい」と笑うなど、“推し”を通した女性の生き方トークが炸裂。
“推し”とは、手の届かない存在だからこそ輝き、心の支えになる――そんな価値観が世代を超えて共有されていました。
紫吹淳さんが語った“男役の職業病”も、ある意味で“理想を演じ続けた人間の宿命”。
彼女たちは今も、形は違えど“心の美しさ”を求め続けているのです。
まとめ
紫吹淳さんが語った男役の“職業病”は、単なる癖ではなく、人を輝かせたいという美意識の証。
宝塚時代に培った目線と感性が、今も彼女の中で生きていることが伝わります。
そして、“推し”という言葉が日常に広がる現代、紫吹さんのように「ときめきを探す人生」は、誰もが共感できるテーマ。
男役として、女性として――紫吹淳さんの人生は、これからも“理想と現実のあいだで輝き続ける”のでしょう。
それでは、ありがとうございました！
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