知性と品格を兼ね備えたキャスターとして長年多くの視聴者から支持されてきた膳場貴子さん。
その落ち着いた佇まいの奥には、由緒ある家柄と豊かな家庭環境に裏打ちされた素顔があります。
そこで今回は、
世田谷三大地主の一角・膳場家とは?
華麗なる家族と学歴
家柄が与えた影響と膳場貴子の素顔
主にこの3つの観点から迫っていきます。
それでは早速本題に入りましょう!
世田谷三大地主の一角・膳場家とは?

膳場貴子さんは、東京都世田谷区に広大な土地を有する膳場家の出身です。
膳場家は「世田谷三大地主」のひとつとして、地元では古くから特別な存在とされてきました。
世田谷三大地主とは、膳場家・大場家・秋山家を指し、いずれも江戸時代以前から地域の発展に寄与した名家です。
その歴史は安土桃山時代にまで遡ります。
膳場貴子さんの先祖である膳場将監は、戦国の動乱で主君の吉良氏が没落した後、武士から帰農し、未開の原野だった下北沢村を自ら開墾しました。
当時の下北沢村は、わずか数軒の家があるだけの未開の地でしたが、膳場将監は新田開発を主導し、用水の整備を行うなど、村落形成の基礎を築きました。
この開発が、後の膳場家の広大な土地所有と名声の礎となりました。
こうして膳場家は世田谷地域における大地主としての地位を確立し、その影響力は代々受け継がれていくことになります。
華麗なる家族と学歴
膳場貴子さんの家族もまた、輝かしい経歴を持つ人々です。
父親は三井物産の商社マンで、海外駐在も経験。旧西ドイツ(現ドイツ)に家族で住んでいたこともあり、国際的な感覚が膳場さんの幼少期に培われました。
膳場アナのお父さんはドイツ勤務の後、帰国して社長室にいました。
出典:週刊女性PRIME
三姉妹の末っ子である膳場さん。
長姉はピアニストとしてスペインで活躍し、次姉は早稲田大学の教授というエリート一家です。
彼女自身も、帰国後に世田谷区立代沢小学校を経て、女子学院中学校・高等学校、そして東京大学医学部健康科学・看護学科を卒業するという高学歴の持ち主です。
1997年に東京大学医学部を卒業して、NHKのアナウンサーに。
出典:週刊女性PRIME
家柄が与えた影響と膳場貴子の素顔

世田谷の名家に生まれ、裕福で恵まれた環境で育った膳場さんですが、その家柄に甘んじることなく、自らの努力でキャリアを築いてきました。
NHKに入局後は地方局での地道な取材や報道に取り組み、厳しい現場で着実に実力を磨き上げました。
報道番組で比べると、記者やディレクター、キャスターが「自分はこう考える」と意見したり、問題提起をしたりすることは民放では当たり前ですが、NHKは少ないですね。
出典:朝日新聞
こうした姿勢には、名家の出身であるがゆえの「責任感」や「誇り」が強く影響しているといえるでしょう。
また、地元世田谷では膳場家は「昔ながらの大地主」として知られ、特別な存在である一方で、父親は人当たりが良く、退職後もOB会などで親しまれていたといいます。
地域との交流を大切にしながらも、謙虚な姿勢を保つその家風が、膳場貴子さんの穏やかで誠実な人柄を育んだのでしょう。
まとめ
膳場貴子さんの家柄が「すごい」と言われる理由は、歴史ある膳場家のルーツと、世田谷三大地主という地域社会への貢献、そしてその名家にふさわしい生き方を彼女自身が実践しているからです。
名家に生まれた誇りを胸に、品格と知性を武器に報道の世界で地道に努力を重ねる膳場貴子さん。
その姿は、これからも多くの人々に信頼と安心を届けてくれることでしょう。
そででは、ありがとうございました!
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