「夢見る少女じゃいられない」「恋心」などのヒット曲で1990年代を代表するロックシンガー・相川七瀬さん。
現在も精力的に音楽活動を続けていますが、私生活では昨年、2001年に結婚した一般男性の夫との離婚を経験しました。
20年以上連れ添ったパートナーとの別れは衝撃をもって受け止められましたが、そこには彼女なりの前向きな決断がありました。
しかも離婚後も3人の子どもと共に「新しい家族の形」を築いていると語ります。
そこで今回は、
相川七瀬なぜ離婚を選んだその真相
相川七瀬の離婚後も続く元夫との関係と家族の姿
相川七瀬の離婚後の母としての顔
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
相川七瀬なぜ離婚を選んだその真相

相川七瀬さんは2001年に11歳年上の一般男性と結婚。
夫は相川七瀬さんの個人事務所の役員を務め、公私にわたり彼女を支える存在でした。
しかし長い結婚生活の中で、音楽活動や仕事の方向性をめぐる意見の違いが次第に大きくなり、衝突が増えていったといいます。
ただし離婚は「関係の破綻」ではなく「家族を守るための選択」だったと相川七瀬さんは語ります。
子どもたちにとって大切なのは、両親が不機嫌なまま一緒にいることではなく、それぞれが健やかであること。
夫婦としての形を維持するよりも、親としての関係を続ける方が子どもたちにとってプラスになる――そう考えた末の決断でした。
「家庭の中で女性が担う役割って多いですよね。
当たり前ではないことを分かり合えないと、心が折れてしまう時がある」と語る彼女。
妻という立場を下ろしたことで、心の荷が軽くなり、素直に「ありがとう」や「ごめんなさい」を言えるようになったと振り返ります。
相川七瀬の離婚後も続く元夫との関係と家族の姿

離婚といっても相川七瀬さんと元夫の間には明確な「ボーダー」はありません。
3人の子どもたちはすでに大きく、自分の意思で「今日はパパの家に泊まりたい」と選ぶことも自然になっています。
相川七瀬さん自身も仕事で地方に行くことが多いため、子どもたちが自由に両親の家を行き来するスタイルが定着しました。
驚くべきことに、夏のライブツアーや海外公演にも元夫が同行。
2025年9月のブラジル公演には家族全員で参加したといいます。
離婚後も「家族」として一緒に食事や旅行を楽しむ関係が続いているのです。
さらに大きな変化は「言葉遣い」。結婚していた頃は「これやっといて」と簡潔に伝えていた場面も、離婚後は「これをやってもらえるかな?」と丁寧にお願いするようになったそうです。
小さな変化に思えますが、この一言が互いの気持ちを尊重し合う空気を生み、衝突を大きく減らしました。
「夫婦という関係に縛られると“やって当然”という雰囲気になりがち。でも離婚してからは、お互いに対等でイーブンな立場で仕事や家庭のことを話し合えるようになった」と相川七瀬さん。
関係を続けながらも新しいバランスを築いたことが、心の健康につながっているようです。
相川七瀬の離婚後の母としての顔

相川七瀬さんには3人の子どもがいますが、特に注目を集めているのが次男の凛生(りお)さんです。
現在18歳の彼は、若手俳優の登竜門とされる「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に挑戦中。
すでにBEST30に残り、芸能界デビューの期待が高まっています。
幼い頃からドラムを習っていた凛生さんは、母のブラジル公演でもステージに立ち、堂々と演奏しました。
その経験をきっかけに音楽だけでなく、歌やダンス、俳優の世界にも興味を広げ、オーディションに挑戦するようになったといいます。
相川七瀬さん自身、出産や子育てに専念していた30代〜40代前半は仕事が激減し、社会から取り残されたように感じた苦しい時期も経験しました。
そのため芸能界の厳しさは人一倍理解しており、息子にも常に伝えているのは「努力しないなら応援しない」という厳しい言葉。
趣味程度では通用しない世界だからこそ、自ら努力する姿勢を見せなければ意味がないと強調します。
一方で、ステージで共演することで他の兄妹とは違う濃密な時間を共有できたことに感謝もしており、「ドラムがあったからこそ息子と強い絆を築けた」と語る相川さん。
母としての姿勢は、まさに“厳しさと愛情の両立”といえるでしょう。
まとめ
相川七瀬さんは、長年連れ添った夫との離婚を「家族を守るための選択」として受け入れました。
形式上は別々の道を歩みながらも、元夫とは子どもたちを通じて良好な関係を維持し、家庭でも仕事でも“イーブン”なパートナーシップを築いています。
また、次男の芸能界挑戦を見守る母としての姿勢からは、自身が経験してきた苦労を子どもたちに活かそうとする真剣な思いが伝わってきます。
離婚は終わりではなく、新しい関係性の始まり。相川七瀬さんの生き方は、家族の形は一つではないという大切なメッセージを私たちに届けてくれています。
それでは、ありがとうございました!
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