TBS系日曜劇場『VIVANT』で、阿部寛さん演じる野崎守を支える「ドラム」役として一躍人気者となった富栄ドラム(とみさかえ・ドラム)さん。
大きな体と愛嬌たっぷりの笑顔、そしてスマートフォンの音声を使って会話する独特のキャラクターが印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
実は富栄ドラムさん、俳優になる前は約13年間も大相撲の世界で戦っていた元力士です。
しかも『VIVANT』には当初、レギュラー俳優としてではなく、エキストラのオーディションに参加していたというから驚きです。そこから大役をつかみ、現在では俳優・タレントとして活動の幅を広げています。(テレビガイド)
さらに2026年放送の『VIVANT』第2シーズンにもドラム役で続投。再び注目を集めています。(TBS)
そこで今回は、富栄ドラムさんとは何者なのか、本名や元力士時代の経歴、『VIVANT』でブレイクするまでの歩み、さらに両親や姉など家族について詳しく調査しました。
富栄ドラムは何者?本名は冨田龍太郎

富栄ドラムさんの本名は、冨田龍太郎(とみた・りゅうたろう)さんです。
1992年4月11日生まれで、兵庫県神戸市北区の出身。2026年8月現在は34歳です。
日本相撲協会の公式プロフィールによると、現役時代の身長は167.9センチ、体重は122キロ。
伊勢ヶ濱部屋に所属し、最初は本名の名字である「冨田」を四股名として使用し、その後「富栄」に改名しました。(日本相撲協会公式サイト)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 芸名 | 富栄ドラム |
| 本名 | 冨田龍太郎 |
| 生年月日 | 1992年4月11日 |
| 出身地 | 兵庫県神戸市北区 |
| 現役時代の身長 | 167.9cm |
| 現役時代の体重 | 122.0kg |
| 元所属 | 伊勢ヶ濱部屋 |
| 最高位 | 幕下6枚目 |
| 初土俵 | 2008年3月場所 |
| 引退 | 2021年3月場所 |
「富栄ドラム」という名前だけを見ると珍しい芸名ですが、「富栄」は力士時代の四股名です。
そして「ドラム」は『VIVANT』で演じた役名。ドラマで大きな反響を得たことから、力士時代の「富栄」と代表作の役名「ドラム」を組み合わせた芸名で俳優人生をスタートさせています。(はぐくむ)
まさに、相撲人生と俳優人生の両方が詰まった名前といえそうです。
富栄ドラムは元力士!『VIVANT』人気俳優になるまでの経歴
富栄ドラムさんは中学校卒業後の2008年、伊勢ヶ濱部屋に入門しました。
意外にも、子供の頃から力士を目指していたわけではありません。
もともとの夢は、アメリカのプロレス団体「WWE」で活躍するプロレスラーになることでした。
中学生時代には柔道部に所属。進路を考えていた時期に相撲部屋を訪れる機会があり、「実力があれば上へ行ける」という相撲界の実力主義に魅力を感じたといいます。
また、家庭が裕福ではなかったことから、「家族のために頑張りたい」という気持ちも角界入りの背景にあったことを本人が明かしています。(はぐくむ)
最高位は幕下6枚目!横綱の付け人も経験
2008年3月場所に「冨田」の四股名で初土俵を踏み、その後「富栄」に改名。
身長約168センチと大相撲の世界では小柄ながら、最高位は幕下6枚目まで昇進しました。(日本相撲協会公式サイト)
関取昇進こそ実現しませんでしたが、伊勢ヶ濱部屋では元横綱・日馬富士や横綱・照ノ富士の付け人も経験しています。
富栄ドラムさん本人は、約13年間に及んだ相撲人生について「修行」のような時間だったと振り返っています。
すぐに結果を求めるのではなく、「3年後」を見据えて稽古を続ける考え方を身につけたそうで、この忍耐力が現在の芸能活動にも生かされているようです。(集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva)
しかしケガなどの影響もあり、2021年3月場所を最後に現役を引退しました。
引退後に俳優へ!『VIVANT』はエキストラ応募だった
相撲を辞めた富栄ドラムさんが次に目指したのが芸能界でした。
子供の頃からテレビドラマを見ることが好きで、もともと芸能界への憧れがあったといいます。
さらに、自分の体格や運動神経、相撲で培った経験を生かせる仕事を考えた結果、「俳優」という道が頭に浮かびました。(テレビガイド)
そして人生を変えることになったのが、2023年の日曜劇場『VIVANT』です。
実は最初からドラム役でオーディションを受けたわけではなく、当初はエキストラのオーディションに参加していました。
ところが福澤克雄監督の目に留まり、話がどんどん進んでレギュラー出演が決定。
阿部寛さん演じる公安刑事・野崎守の相棒「ドラム」という重要なキャラクターを任されることになりました。(テレビガイド)
劇中のドラムはほとんど言葉を発せず、スマートフォンの女性音声を使って会話します。
その音声を担当しているのは人気声優の林原めぐみさんです。(WEBザテレビジョン)
セリフがほぼないからこそ、表情や目線、身ぶりだけで感情を表現する必要がありました。
撮影前には笑顔を作る練習にも取り組み、福澤監督から「みんなに好かれる人物」を意識するよう指導されたことも明かしています。(スポーツニッポン)
その努力が実り、ドラムは『VIVANT』を象徴する人気キャラクターの一人となりました。
そして2026年の第2シーズンでも、富栄ドラムさんは引き続きドラム役として出演。TBS公式キャストにも名前が掲載されており、乃木憂助らと行動する場面も描かれています。(TBS)
力士引退からわずか数年で、人気ドラマの主要キャストへ。
まさに異例のセカンドキャリアといえるでしょう。
富栄ドラムの家族は?両親や4歳上の姉との関係
富栄ドラムさんの家族については、父親や母親の名前、職業など詳しいプロフィールは公表されていません。
一方、本人がインタビューで家族について語ったことがあります。
子供時代、両親から「勉強しろ」と言われたことはほとんどなく、比較的のびのびと育てられたそうです。
特に母親はかなり心配性だったそうで、富栄ドラムさんが少し遠くへ行くだけでも大きな声で「龍太郎」と呼んでいたという微笑ましいエピソードを明かしています。(はぐくむ)
そして富栄ドラムさんには、4歳上の姉がいたことも本人が語っています。
姉は幼い頃から「龍太郎は大物になる」「できる、できる」と繰り返し励ましてくれたそうです。
両親も同じように富栄ドラムさんを褒めて育てており、この家族からの肯定的な言葉が、後の行動力や自信につながったのかもしれません。(はぐくむ)
中学卒業後という若さで親元を離れ、厳しい相撲部屋の世界へ飛び込めた背景にも、家族の支えがあったのでしょう。
『VIVANT』出演後には、両親も非常に喜んでくれたと富栄ドラムさん本人が話しています。力士仲間からも「引退後にはこういう道もあると示してくれた」と言われたそうです。(はぐくむ)
なお、「妻はいるの?」「結婚している?」と気になる方も多いようですが、今回確認した本人インタビューや公式プロフィールなどの信頼できる公開情報では、結婚や妻・子供について明確に公表した情報は確認できませんでした。
そのため、結婚している、あるいは独身であると断定するのは避けた方がよさそうです。
家族についてネット上にはさまざまな情報がありますが、本人が公表していない部分については、今後の発言を待つのが確実でしょう。
まとめ
富栄ドラムさんとは何者なのか調べてみると、単に『VIVANT』で突然現れた俳優ではなく、13年間の厳しい相撲人生を経験してから芸能界へ飛び込んだ異色の俳優であることが分かりました。
本名は冨田龍太郎さんで、兵庫県神戸市北区出身。中学校卒業後に伊勢ヶ濱部屋へ入門し、四股名「富栄」として最高位・幕下6枚目まで昇進しました。
2021年の引退後は、自身の体格や運動神経、相撲で培った忍耐力を生かそうと俳優の道へ進みます。
そして2023年、『VIVANT』のエキストラオーディションをきっかけにドラム役を獲得。一気に全国区の人気者となりました。
さらに2026年には『VIVANT』第2シーズンにも続投しており、元力士から俳優への転身は一時的なブレイクではなく、新たなキャリアとして着実に広がっています。(TBS)
家族については、心配性だった母親や、幼い頃から「大物になる」と励ましてくれた4歳上の姉など、温かい環境で育ったことを本人が明かしています。
「力士として有名になりたい」という夢は途中で形を変えましたが、芸能界で注目を浴びる存在になるという意味では、その夢は別の形で実現したともいえるでしょう。
相撲界で磨いた運動能力、忍耐力、礼儀、そして唯一無二の存在感。
『VIVANT』をきっかけに大きく飛躍した富栄ドラムさんが、今後どのような役柄に挑戦していくのか注目です。
それでは、ありがとうございました!

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