「ヤバいよ、ヤバいよ!」のフレーズでおなじみ、リアクション芸人として長年第一線で活躍し続けている出川哲郎さん。
そんな彼が、近年にわかに体調不良を訴えていたことをご存じでしょうか?
2025年7月、ラジオ番組内で自身の“現在の病状”を明かし、ファンに衝撃が走りました。
「体がボロボロなんだよ…」と語るその言葉には、長年の芸能活動と過酷なロケが積み重ねてきた“代償”がにじみ出ていました。
今回は、出川哲郎さんの現在の病状、そしてこれまでの活動とその中で見せてきたプロ根性について掘り下げてみたいと思います。
そこで今回は、
出川哲郎の長年の激しいリアクション芸の代償
判明した2つの病名とは?
出川哲郎は“本物”の芸人
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
出川哲郎の長年の激しいリアクション芸の代償

出川哲郎さんといえば、「抱かれたくない男ランキング常連」と揶揄されながらも、いつのまにか“愛され芸人”としての地位を確立。
近年では『世界の果てまでイッテQ!』や『充電させてもらえませんか?』など、多くの人気番組にレギュラー出演し、全国を飛び回っています。
過酷な海外ロケ、極寒の地でのチャレンジ、電動バイクでの長距離移動…そのどれもが体への負担は計り知れません。
視聴者には笑顔を届けながらも、無理を重ねていた出川さん。ついに体が悲鳴をあげる事態となってしまいました。
判明した2つの病名とは?

出川さんが明かした病状は、主に以下の2つです。
頚椎症性神経根症(けいついしょうせい しんけいこんしょう)
2025年7月上旬、首から腕にかけて激しい痛みとしびれが生じ、病院で精密検査を受けたところ、「頚椎症性神経根症」と診断されました。
「私ね、この間、頚椎症性神経根症という病気になってしまいまして」と告白。「もうとにかく寝違えたのかなと思うぐらい、首と背中が痛すぎて。で、ロケの後救急病院に行って」CTやMRI検査を受けて発覚したと明かした。
出典:スポニチ
これは加齢や姿勢の悪化などにより、首の骨(頚椎)まわりの神経が圧迫されてしまう疾患です。
特に首や肩、腕にかけての鋭い痛みや感覚異常を伴い、時には日常生活もままならなくなることもあります。
出川さんも「抱き枕を抱えないと眠れない」と語っており、その痛みの深刻さがうかがえます。
足底腱膜炎(そくていけんまくえん)
さらに、足の裏にも異常が出ており、歩行時に痛みが生じる「足底腱膜炎」も抱えていることが明らかに。
「足は足で足底腱膜炎で歩くと痛い。もうボロボロです。ボロボロだけど頑張ります。まだまだ頑張りますよ61歳」と自身を鼓舞した。
出典:スポニチ
これは立ち仕事や歩きすぎ、体重の負荷などで足の裏に炎症が起きるもので、アスリートや立ち仕事が多い人に多く見られる症状です。
歩くだけで痛みが走る状態は、ロケが多い出川さんにとって致命的。
しかし、彼は「それでもロケは休まず行ってます」と明るく語っており、まさに“プロの鑑”とも言える姿勢です。
出川哲郎は“本物”の芸人

今のところ、出演番組の降板や活動制限は報じられていません。
しかし、加齢や再発リスクを考慮すると、今後はペースダウンや仕事の選別も必要になってくるかもしれません。
ファンの間では「無理しないで」「元気な姿を見たいけど、健康第一でいてほしい」といった声がSNS上で多く寄せられています。
出川さんは、かつて“嫌われ者キャラ”としてバラエティの中で酷評を受けていた時期もありました。
しかし、それでも腐らず、体を張ってリアクション芸を極め、今では“老若男女に愛される国民的芸人”へと上り詰めました。
今回の病気の告白も、彼の「ありのままを見せる誠実さ」と「笑顔を届け続けたいという使命感」が伝わるものでした。
まとめ
出川哲郎さんは現在、「頚椎症性神経根症」と「足底腱膜炎」という2つの身体的異常と向き合いながら、仕事を続けています。
痛みをこらえながらもファンの期待に応えようとするその姿は、まさに“芸人魂”の体現です。
体はボロボロでも、出川さんの“笑い”への情熱は今も全力。
これからも健康を最優先に、無理のない範囲で活躍し続けてほしいと願うばかりです。
それでは、ありがとうございました!
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