俳優として活躍する篠山輝信さんが「徹子の部屋」に出演し、父・篠山紀信さんと母・南沙織さんの“結婚の真相”を語りました。
昨年83歳で亡くなった日本を代表する写真家・篠山紀信さん。
晩年は一緒に過ごす時間が増えたことで、息子だからこそ聞けた「母を選んだ理由」という深い話に触れる機会があったそうです。
父が語った胸の内。
母が返したユーモアと強さ。
そのどちらからも、夫婦としての揺るぎない絆が浮かび上がります。
そこで今回は、
篠山輝信が明かす父が見つめ続けた“南沙織”という存在
篠山輝信が明かす父が語った“惹かれた理由”
篠山輝信が明かす夫婦の強さとユーモアが詰まった一言
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
篠山輝信が明かす父が見つめ続けた“南沙織”という存在

南沙織さんがデビューしたのは、沖縄の本土復帰と同じタイミング。
当時、沖縄は日本中の注目を集めており、南沙織さんは“沖縄の代表”のような目で見られながら芸能界で奮闘していました。
篠山紀信さんは、そんな彼女の姿を近くで見つめていたといいます。
若いながらも、「沖縄の期待に応えたい」「家族を守りたい」という強い意志を持ち、一人で芸能界に飛び込んだ少女。
そのひたむきさが、紀信さんの心を強く打った──これが、息子に語った“本音”でした。
輝信さんにとっても、これは初めて聞く父の言葉。
「母を好きになった理由」の答えは、とても静かで、しかし深い愛がこもったものでした。
篠山輝信が明かす父が語った“惹かれた理由”

篠山輝信さんが父に「母のどこを好きになったの?」と尋ねたとき、返ってきたのはとてもシンプルで、しかし深い答えでした。
南沙織さんの
“家族を想う心”
“沖縄を背負って立つ覚悟”
“若くしても揺るがない芯の強さ”
これらすべてが、父にとっては魅力そのものだったのです。
華やかなショービジネスの世界にいながら、決して流されず、自分をしっかり持っていた南沙織さん。
「なるほど、父はこういう女性に惹かれたのか」と、輝信さんも静かに納得したといいます。
篠山輝信が明かす夫婦の強さとユーモアが詰まった一言

この話を「母が聞いたら喜ぶだろう」と思った篠山輝信さん。
父の言葉を伝えると、返ってきたのは予想外の一言でした。
「篠山紀信が南沙織を選んだことより、南沙織が篠山紀信を選んだことの方が大事件よ」
この“強すぎる返し”に、スタジオは大爆笑。
黒柳徹子さんも、篠山輝信さんも、思わず笑ってしまったそうです。
けれどその言葉には、「自分の人生を自分で選んだ」という自負と誇り、そして夫婦として互いを尊重し合ってきた軌跡が込められていました。
南沙織という女性の強さ、明るさ、誇り──これらが一言に集約されているといっても過言ではありません。
まとめ
今回明かされたエピソードから見えてくるのは、ただの“写真家とアイドルの結婚”ではない深い物語です。
- お互いを尊重し合った夫婦の関係
- 若い頃からブレなかった南沙織さんの強さ
- その強さに惹かれた篠山紀信さん
- 晩年に息子へ語った正直な気持ち
- そして母のユーモア溢れる返し
すべてが重なって、一つの“家族の歴史”になっています。
輝信さんの話から、その絆の温かさが静かに伝わってきました。
それでは、ありがとうございました!

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