世界94カ国を旅し、“旅ドル”として知られる作家・歩りえこさん。
自由を愛する女性の象徴として人気を集めてきた彼女ですが、現在は二児の母として、そしてシングルマザーとして新たな挑戦を続けています。
本記事では、旅人・母・女性という3つの顔を持つ歩りえこさんの生き方に迫り、その中に込められた「希望」のメッセージを探ります。
そこで今回は、
歩りえこの世界を旅した「旅ドル」の誕生
歩りえこの母としての挑戦
歩りえこの母としての希望を描き続ける女性として
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
歩りえこの世界を旅した「旅ドル」の誕生

歩りえこさんは東京都出身。
清泉女子大学在学中に旅に目覚め、卒業後はバックパッカーとして世界を旅するようになります。
その旅の記録を綴った著書『ブラを捨て旅に出よう』(講談社)はベストセラーとなり、一躍“旅ドル”として注目を浴びました。
テレビ番組『世界ふしぎ発見!』や情報番組への出演を通じ、彼女の明るくも芯のある言葉に共感する女性が急増。
「自由に生きていいんだ」と感じさせるその姿は、当時の女性たちにとって憧れの存在でした。
しかし、華やかな表舞台の裏では、過酷な環境での撮影や文化の壁を越える苦労も多く、「旅は私を強くしてくれた」と本人も語っています。
歩りえこの母としての挑戦

2014年、歩りえこさんは台湾人男性と結婚し、翌年には長女、2016年には長男を出産。
しかし、2017年に離婚を発表し、2人の子どもを育てながら再び執筆活動に力を注ぎ始めました。
母としての生活は、これまでの自由な旅とはまったく異なる日々。
それでも彼女は「旅も育児も、自分と向き合う時間」と語ります。
SNSでは、子どもたちと過ごす日常や、絵本の読み聞かせ、海外文化を学ばせる教育方針などが紹介され、ファンからは「前向きなエネルギーをもらえる」「ママでも夢を追っていいんだ」との声が多数寄せられています。
また、2025年には自身の大腸がん(直腸がん)を公表。
闘病中でも笑顔を絶やさず、子どもたちの未来を見つめるその姿勢に、多くの人が勇気をもらいました。
歩りえこの母としての希望を描き続ける女性として

近年は、写真集『スフィア』の発売や講演活動など、表現の幅をさらに広げている歩りえこさん。
写真集では「母である自分、女性である自分、そして一人の人間としての私」をテーマに、ナチュラルでありながら力強い姿を見せました。
「自由とは、どんな状況でも希望を描ける心のこと」——彼女の言葉には、旅で学んだ人生哲学と、母としての覚悟が重なっています。
世界を旅して見つけたのは、遠い異国の景色ではなく、“自分の中にある強さ”だったのかもしれません。
まとめ
歩りえこさんの人生は、まさに「挑戦」と「希望」の連続です。
旅人として世界を駆け抜け、母として日々を生き抜き、病と向き合いながらも笑顔を絶やさない——その姿は、多くの人に「今を大切に生きる勇気」を与えてくれます。
彼女が描く“希望の物語”は、これからも世界中の女性たちの心に灯をともしていくことでしょう。
それでは、ありがとうございました!

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