お笑いコンビ「アキナ」の山名文和さん(45)が、ついに念願のマイホームを建てたことが話題となっています。
しかし、その夢の新居に意外な“リスク”が潜んでいると、ファイナンシャルプランナー(FP)資格を持つ「サバンナ」の八木真澄さんがテレビ番組で指摘。
5500万円という大きな買い物の裏に、老後に待ち受ける“落とし穴”とは何だったのでしょうか。
そこで今回は、
アキナ山名のマイホームは「5500万円の借地付きマイホーム」
アキナ山名のマイホームに対して八木真澄の指摘
アキナ山名のマイホームからのFPが語るマネープラン
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
アキナ山名のマイホームは「5500万円の借地付きマイホーム」

番組「痛快!明石家電視台」で明かされたのは、アキナ山名さんが最近建てたという自宅の詳細でした。
建物の価格は5500万円。
月々のローン返済が17万円に加え、土地代として月5万円の地代を支払っているとのこと。
つまり山名さんの家は借地権付きの住宅で、土地そのものは購入していないのです。
アキナ山名さん本人も「売ってもらえなかった」と説明しており、土地所有者から土地を借りて家を建てた形。
借地は都心部や人気エリアでは珍しくなく、初期費用を抑えられるメリットもあります。
しかし、土地を自分のものにできないという大きな制約がつきまとうのです。
アキナ山名のマイホームに対して八木真澄の指摘

FP資格を持つ八木真澄さんは、アキナ山名さんの住宅ローン計画を冷静に分析しました。
35年ローンを組んだ場合、完済時期は山名さんが78歳のとき。
しかも土地は借地のため、仮に土地所有者との契約が終了すれば、家を手放すリスクがあると指摘しました。
八木さんは番組で「もし契約を打ち切られたら、アキナ山名くんは“野に放たれる”ことになる」と冗談交じりにコメント。
しかし、これは笑い話ではなく、借地契約更新や相続問題による住居喪失リスクを現実的に突いた指摘です。
また、契約を更新できたとしても、老後も月5万円の地代を払い続けなければならないという現実も重くのしかかります。
アキナ山名のマイホームからのFPが語るマネープラン

さらに八木さんは、FPとしての立場から「収入の3分の1は貯金してください」とアドバイス。
番組では山名さんの収入を“芸人目線”で細かく予想しました。
テレビのレギュラー1本につき30万円、劇場出演は月22回で26万円ほど。
これを積み上げると年間約1692万円の収入になるというリアルな計算。
ただし、吉本興業の取り分を考慮して「実質150万円やな」とオチをつけ、笑いを誘っていました。
とはいえ、芸人という不安定な職業において、住宅ローンと借地料のダブル負担は重く、老後の生活設計に影響を与えるのは間違いありません。
八木さんの助言は“笑いの中にも真実あり”という、芸人ならではのリアルな金言でした。
まとめ
アキナ山名さんのように、家族のためにマイホームを持ちたいという夢は多くの人が抱くものです。
しかし、ローン完済年齢や借地契約の継続など、長期的なリスク管理は欠かせません。
FP芸人・八木真澄さんのように、「今の安心」だけでなく「老後の現実」にも目を向けることが大切。
夢のマイホームを“悲劇のマイホーム”にしないためには、笑いと計算、両方のバランス感覚が求められるのかもしれません。

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