ノーベル賞級の業績と称される「制御性T細胞(Treg)」の発見で知られる坂口志文教授。
その研究人生を支えてきたのは、妻・坂口教子さんの存在です。
研究仲間として歩み始め、現在は再生医療ベンチャー「レグセル株式会社」の取締役として経営にも関わる教子さん。
家庭人としてだけでなく、研究者・経営メンバーとしても夫と二人三脚で歩んできました。
本記事では、その素顔に迫ります。
そこで今回は、
坂口志文の妻から研究仲間から伴侶へ
坂口志文の妻のレグセル取締役としての顔
家族を支える妻としての姿
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
坂口志文の妻から研究仲間から伴侶へ

坂口志文教授と教子さんの出会いは研究現場にありました。
結婚後、二人はアメリカへ渡り、ともに研究を続けました。
坂口教子さんは研究者として活動し、科学誌『Nature』に論文を発表するほどの実績を残しています。
坂口教授は「妻がいたから研究を続けられた」と語っており、夫婦の関係は“支える”以上に“共に研究を築く”パートナーシップだったといえるでしょう。
坂口志文の妻のレグセル取締役としての顔

現在、教子さんは レグセル株式会社の取締役(ボードメンバー) を務めています。
レグセルは坂口教授が創業に関わったバイオベンチャーで、制御性T細胞を用いた免疫療法の開発を目的としています。
代表取締役(CEO)は現在マイケル・マッキュラー氏ですが、取締役として教子さんはガバナンスや意思決定に参画しています。
研究者としての経験を活かしつつ、経営の現場にも関わる姿は「研究者と経営者の架け橋」といえる存在です。
家族を支える妻としての姿

公的にはあまり多くを語らない教子さんですが、結婚生活では常に夫を支え続けてきました。
坂口教授はノーベル賞級の功績を発表した際も、真っ先に教子さんへ報告したと伝えられています。
二人には子どもに関する明確な公表はなく、プライベートは謎に包まれていますが、「研究と家庭を二人三脚で築いてきた夫婦」という印象が強く残ります。
夫の世界的な研究を支えつつ、自身も研究者として、そして経営者として存在感を放つ——まさに「陰の功労者」であり「共に歩む伴侶」といえるでしょう。
まとめ
坂口志文教授の妻・教子さんは、研究仲間であり、現在はレグセル株式会社の取締役として経営に携わる人物です。
代表取締役ではないものの、研究と経営の両輪を支える重要な立場にあり、夫の偉業を陰で支える“もう一人の研究者”といえるでしょう。
科学と家庭をつなぐその姿は、多くの人にとって理想的な伴侶像でもあります。
それでは、ありがとうございました!
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