お笑いトリオ「ジャングルポケット」の元メンバー・斉藤慎二さん。
昨年7月に発覚した性的暴行疑惑で在宅起訴され、その動向が注目されています。
しかし、世間の関心とは裏腹に裁判はなかなか始まらず、その一方で「バームSAITOU」という名前でバームクーヘン販売をスタートさせ、全国を巡っているのです。
この記事では、斉藤さんの現在の活動と、裁判期日が先送りされている背景を詳しく解説します。
そこで今回は、
元ジャングルポケットの斉藤慎二のバームクーヘン販売
裁判が始まらない理由と「期日先送り」の裏側
元ジャングルポケットの斉藤慎二のバームクーヘン事業と社会的評価の行方
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
元ジャングルポケットの斉藤慎二のバームクーヘン販売
在宅起訴から1か月後の今年4月、斉藤慎二さんは群馬県で「バームSAITOU」という屋号を掲げ、バームクーヘンの移動販売を始めました。
オープン当初は話題性もあり、行列ができて完売が続くほどの盛況ぶり。
現在では宮城県石巻から長崎県五島列島まで、日本各地を移動しながら営業を続けています。
販売の場はショッピングセンターやパチンコ店の駐車場など多岐にわたり、本人も積極的に店頭に立って接客をしているとのことです。
芸人時代のキャラクターを活かし、ファンとの距離感を縮めようとする姿は見られるものの、報道陣に対しては「マスコミは嘘しか書かない」と強い拒否反応を示しています。
現在の彼にとって、バームクーヘン販売は生活の糧であると同時に“再起の場”となっているようです。
裁判が始まらない理由と「期日先送り」の裏側

一方で気になるのが、起訴から半年以上経過しているにもかかわらず、裁判がいまだに開廷していない点です。
通常、在宅起訴の場合は1か月半から2か月ほどで初公判が指定されるケースが多いとされています。
しかし、今回のような性的暴行事件では、被害者の証言が極めて重要となるため、期日が先送りされることが珍しくありません。
弁護士によると、主な理由は以下の通りです。
- 被害者の心理的負担への配慮:法廷での証言方法をどうするか、時間をかけて調整する必要がある。
- 証拠開示や争点整理の時間:被告・弁護側との攻防が長引く傾向にある。
- 在宅起訴ゆえの優先度の低さ:身柄拘束されていないため、裁判所が緊急性を低く見なし、後回しになりやすい。
こうした背景から、裁判期日の設定は通常よりも大幅に遅れることがあり、現在も準備が進められている段階と見られています。
元ジャングルポケットの斉藤慎二のバームクーヘン事業と社会的評価の行方

現在、斉藤慎二さんは芸能界から離れ、バームクーヘン事業に全力を注いでいます。
世間の一部では「人生は何度でも立ち上がれる」という声援もありますが、性的暴行疑惑という重い事実がある以上、社会的評価は依然として厳しいものがあります。
また、事業の人気は当初ほどの勢いはなく、話題性が薄れるにつれ、持続的に経営を続けられるのかも課題となっています。
さらに今後、裁判が開廷すれば再びメディアに大きく取り上げられることは必至で、ビジネスや生活にも影響が及ぶ可能性が高いでしょう。
斉藤慎二さんにとって、現在のバームクーヘン販売は“逃避の手段”なのか、それとも“再生のステップ”なのか。
いずれにしても、法廷での審理が始まれば、その行方次第で社会からの評価が決まっていくと考えられます。
まとめ
元ジャングルポケットの斉藤慎二さんは、在宅起訴後にバームクーヘン事業を立ち上げ、全国各地で販売活動を展開しています。
しかし一方で、性的暴行事件の裁判は被害者証言の調整や裁判所事情により期日が先送りされ、いまだに始まっていません。
彼の「今」は、一見すると新しいビジネスに打ち込む姿ですが、その背景には大きな裁判リスクが横たわっています。
今後の裁判の行方次第で、斉藤さんの人生と社会的評価は大きく変わることになるでしょう。
それでは、ありがとうございました!
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