人気ダンスボーカルグループ「OWV(オウブ)」のメンバーである佐野文哉さん。
歌やダンスの実力はもちろん、圧倒的な身体能力を誇ることで知られていますが、2025年8月に彼が語った「警察への協力エピソード」は、多くのファンやメディアを驚かせました。
ランニング中に遭遇した事件で、なんと自ら犯人を追いかけて逮捕に協力したというのです。
今回はその詳細と、佐野さんの人柄を映し出す裏側に迫ってみましょう。
そこで今回は、
ランニング中に起きた犯人追跡劇
感謝状を辞退した理由に込められた配慮
“走る男”としての実績と信頼
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
ランニング中に起きた犯人追跡劇

2025年8月28日に大阪・関西万博のイベントで明かされたエピソードによると、佐野文哉さんは毎晩20キロを走るという驚異的なランニングを日課としています。
その日も走り終えて休憩していたところ、突然「逃げんな!」という叫び声とともに、警察官2人が犯人を追いかける場面に遭遇しました。
目の前を紙袋を抱えて逃げる男が通り過ぎ、周囲は一瞬騒然となります。
囲み取材で、犯人逮捕に協力したというエピソードを明かした。
出典:ORICONNEWS
普通の人なら遠巻きに見ているだけで精一杯ですが、佐野さんは違いました。
長距離ランナーとして鍛え抜かれた脚力と判断力を生かし、「自分が一番速い」と直感。
警察官に「行くわ」と声をかけ、そのまま全力疾走で犯人を追い詰め、見事に捕らえて引き渡したのです。
この鮮やかな行動はまさに“現代版ヒーロー”と呼ぶにふさわしいものでした。
感謝状を辞退した理由に込められた配慮

通常であれば、このような市民の協力には警察から感謝状が贈られることが多いのですが、佐野さんはあえて辞退しました。
その理由は非常に現実的であり、また誠実さが表れるものでした。
犯人を捕まえたのは自宅近所であり、感謝状を受け取ると住所が公表される可能性があること。
感謝状をもらえそうな功績だが、ランニングをしている場所などが明らかになってしまうため、「侍のように(帰りました)」と語っていた。
出典:産経新聞
そして普段のランニングコースが周囲に知られてしまうと、プライバシーや安全面に支障をきたす恐れがあったのです。
芸能人という立場でありながらも、生活環境や周囲への影響を冷静に考え、名乗らずに立ち去ったというエピソードは、佐野さんの責任感と慎重さを物語っています。
単なる正義感だけでなく、社会人・芸能人としてのバランス感覚も垣間見える判断だったと言えるでしょう。
“走る男”としての実績と信頼

今回の出来事を可能にした背景には、佐野文哉さんの日々の鍛錬があります。
彼は「走る男」としても知られ、2025年8月だけでなんと400キロを走破。
さらに『オールスター感謝祭’24春』の名物コーナー「赤坂5丁目ミニマラソン」では初優勝を果たし、大阪マラソンでも3時間16分08秒という好タイムで完走し、出場タレント中1位を記録しています。
これらの実績は、ただの趣味の域を超えた「プロ級」のランニング力を示すものであり、今回の犯人逮捕への協力も決して偶然ではなく、日々の努力の賜物だったことがわかります。
芸能活動の合間に積み重ねたトレーニングが、社会の役に立った瞬間でもありました。
その他
佐野文哉さんが警察に協力して犯人逮捕に貢献したエピソードは、ただの美談にとどまりません。
彼の行動力、冷静な判断、そしてプライバシーを守るために感謝状を辞退する慎重さは、多くの人々にとって学ぶべき姿勢でしょう。
アイドルとしての華やかな活動に加え、市民としての責任感をも発揮した佐野さん。
ファンにとっては誇らしいニュースであり、社会全体にとっても希望の持てる出来事です。
今後も彼がアーティストとしてどんな舞台で輝くのか、そして“走る男”としてどんな新たな伝説を作るのか、ますます目が離せません。
それでは、ありがとうございました!
コメント