唯一無二の存在感を放つ俳優・オダギリジョーさん。
日本映画界において、個性派俳優として異彩を放ち続けている彼ですが、その独自性はどこから生まれたのでしょうか?
その答えは、彼の「学歴」と「経歴」にあります。
今回は、オダギリジョーさんの学生時代からアメリカ留学、そして俳優としてのスタート地点までを徹底的に掘り下げてご紹介します!
そこで今回は、
津山で育った少年時代〜高校時代
国立大学合格を辞退し、映画を学ぶため渡米
中退後、日本での俳優活動スタート
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
津山で育った少年時代〜高校時代

オダギリジョーさん(本名:小田切譲)は、1976年2月16日、岡山県津山市で生まれました。
オダギリジョー 俳優。1976年2月16日生まれ、岡山県出身。
出典:ORICON NEWS
地元の津山市立東小学校、津山市立北陵中学校を卒業し、**作陽高等学校(特進コース)**へと進学します。
中学時代はサッカー部に所属していた一方で、ギターに出会い、音楽への関心を深めていきました。
高校では帰宅部だったものの、映画鑑賞と音楽にどっぷり浸かる日々を送り、次第に「自分で映画を撮ってみたい」という想いが芽生えていったといいます。
この頃から、すでに「普通」の進路とは一線を画す感性が育っていたのかもしれません。
国立大学合格を辞退し、映画を学ぶため渡米

高校卒業後、オダギリジョーさんは国立・高知大学理工学部に合格していました。
理系大学という意外な一面を感じさせますが、彼は進学を辞退。
そしてなんと、映画監督を目指して単身アメリカ留学という道を選びます。
1996年、カリフォルニア州立大学フレズノ校(CSU Fresno)に入学。
当初は映画の演出(ディレクション)を学ぶつもりでした。しかし、願書の記入ミスで「演技(アクティング)」コースに登録されてしまったのです。
ここからが彼の運命の分かれ道。予定外だった「演技」という分野に触れたことで、彼は自分の中に眠っていた“表現者としての情熱”を見出していきました。
「本当は裏方になりたかったのに、役者になってしまった」と後に語ることもありますが、それが今のオダギリジョーさんの原点でもあります。
中退後、日本での俳優活動スタート

アメリカでの生活を2年ほど続けた後、オダギリジョーさんは大学を中退し、帰国。
1999年に舞台『DREAM OF PASSION』で俳優デビューを果たします。
そして2000年には、あの人気特撮ドラマ『仮面ライダークウガ』で主役に抜擢。
オダギリは1999年、舞台『DREAM OF PASSION』で俳優デビュー。テレビ『仮面ライダークウガ』の主人公役として注目され、その後メジャー系からインディペンデント系までさまざまな映画に出演。
出典:ORICON NEWS
従来のヒーロー像を覆すような“知的でナイーブな仮面ライダー”として話題を呼び、一気に知名度を高めました。
その後も『アカルイミライ』『ゆれる』『時効警察』など、メジャーからインディペンデント作品まで幅広く出演し、“型にはまらない俳優”として独自の地位を築いていきます。
彼の演技には、アメリカで培った自由な感性と、日本的な繊細さが見事に融合しているように感じられます。
まとめ
オダギリジョーさんの学歴と経歴を振り返ると、「型にはまらない」というキーワードが浮かび上がります。
国立大学の進学を辞退
映画監督志望から俳優への転身
海外留学から帰国しての舞台デビュー
どれも日本の典型的なキャリアパスとは一線を画すものばかりです。
しかし、こうした経験こそが彼の演技に唯一無二の奥深さを与え、観る者を惹きつける魅力となっているのではないでしょうか。
それでは、ありがとうございました!
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