お笑いコンビ「スピードワゴン」の井戸田潤さんといえば、独特の“あま〜い”キャラと鋭いツッコミで知られる人気芸人ですが、実はその父親も地元・愛知県小牧市で一目置かれる存在だったことをご存知でしょうか？
なんと父・井戸田富隆さんは、同市で3期連続当選を果たした元市議会副議長。
そのユニークな選挙戦略と市民に愛されたキャラクターは、まさに“名物議員”と呼ぶにふさわしいものでした。
本記事では、そんな井戸田潤さんの父親にスポットを当て、政治家としての顔や、息子との面白エピソードまで詳しくご紹介します。
そこで今回は、
井戸田潤の父・富隆氏とは？
後援会“他抜会”とタヌキ伝説
井戸田潤の父と息子のタスキ姿の思い出
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
井戸田潤の父・富隆氏とは？
井戸田潤さんの父、井戸田富隆（いとだ よしたか）さんは、愛知県小牧市で活動していた政治家。
市議会議員として3期連続で当選し、その実績が評価されて副議長にまで上り詰めた人物です。
スピードワゴンのツッコミ担当、井戸田潤（４３）の父で元愛知県小牧市議会副議長、井戸田富隆（よしたか）さん（享年８３）
出典：サンスポ
地元では顔の広い“人たらし”タイプで、市民との距離感がとても近いスタイルが特徴でした。
議会での真面目な活動もさることながら、地域イベントなどにも積極的に参加する姿勢が、支持層の厚さに繋がったといえるでしょう。
井戸田潤さん自身もメディアで「父は地元で有名な議員だった」と語る場面があり、その誇りを感じさせるエピソードも多くあります。
後援会“他抜会”とタヌキ伝説
井戸田富隆さんが名物議員と呼ばれた最大の理由が、なんといってもそのユーモアあふれる選挙活動です。
後援会の名前は、その名も「他抜会（たぬきかい）」。
これは「他を抜く」という意味合いと、可愛らしいタヌキのイメージを掛けたダジャレ的ネーミング。
実際に、後援会のマスコットキャラとしてタヌキの人形やロゴを使用し、選挙ポスターや看板にもふんだんに取り入れていました。
しかも、自宅で本物のタヌキをペットとして飼っていたというから驚きです。
こうした“遊び心”は、地元の人々の間で親しみを呼び、「真面目すぎない政治家」として愛される要因となりました。
井戸田潤の父と息子のタスキ姿の思い出
井戸田潤さんは中学2年生のとき、父の選挙活動を手伝ったことがあるそうです。
当時、父・富隆さんはタスキをかけて町中を歩き、支持を呼びかけるスタイルで活動。その様子を手伝った潤さんもタスキをかけてビラ配りに奔走しました。
バラエティ番組『あちこちオードリー』で語ったところによると、選挙中に父親が拾った廃品回収の中のエロ本を好奇心から読み始めたという、思わず笑ってしまうようなエピソードもあったとか。
息子としては恥ずかしさもあったようですが、今となっては家族の大切な“武勇伝”となっているようです。
こうした体験が、潤さんのサービス精神やユーモア感覚にも繋がっているのかもしれません。
まとめ
井戸田潤さんの父・富隆さんは、型にとらわれない自由な発想と、市民に寄り添う姿勢で多くの支持を集めた“名物議員”でした。
タヌキを飼い、ユーモラスな後援会名で選挙戦を戦い抜いたその戦略は、まさに“地元密着型”の理想的な政治家像といえるでしょう。
そんな父親の背中を見て育った井戸田潤さんもまた、芸人として全国に笑いを届ける存在となり、まさに親子そろって“人を楽しませる才能”にあふれた一家です。
今後も潤さんが父親譲りの明るさで、芸能界を盛り上げてくれることに期待ですね。
それでは、ありがとうございました！
コメント