人気お笑いコンビ「ガンバレルーヤ」のよしこさんが、脳にできる良性腫瘍「下垂体腺腫」を患っていたことを公表し、大きな話題を呼びました。
彼女が病気に気づいたのは、“自分の顔が変わってきた”という違和感からだったといいます。
一見すると「太っただけ?」と思いがちな症状。
しかしその裏には、見逃してはいけない重大な病のサインが隠れていました。
この記事では、よしこさんの体験談をもとに、下垂体腺腫の症状や病気が判明するまでの流れ、そして私たちが学ぶべきことについて詳しく解説します。
そこで今回は、
ガンバレルーヤよしこの気づきのきっかけは「顔つきの変化」だった
視野障害とともに進行していた「下垂体腺腫」
早期受診の重要性と闘病後の姿勢
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
ガンバレルーヤよしこの気づきのきっかけは「顔つきの変化」だった

ガンバレルーヤよしこさんが体調の異変を感じ始めたのは、ある日鏡に映った自分の顔を見たときだったとのこと。
・「鼻が大きくなった」
・「あごが前に出てきた」
・「むくみがひどくて別人みたい」
当初は「太っただけかな」と思っていたよしこさん。
しかし、靴のサイズが24cmから27cmに変わるなど、身体全体にも異変が現れはじめたのです。
よしこは「1年前から鼻が大きくなってあごも出て来た。手足もパンパン、足も24センチが27センチになった」と異常を感じていたという。
出典:スポーツ報知
さらに、肌のトラブルや吹き出物の多発、噛み合わせの変化も自覚するように。
こうした「見た目の変化」が、実は体内で起こっている病気のサインだったのです。
視野障害とともに進行していた「下垂体腺腫」

よしこさんを襲った病名は「下垂体腺腫(かすいたいせんしゅ)」。
これは脳の中央部にある下垂体に発生する良性の腫瘍で、ホルモン分泌に異常をきたし、身体に様々な変化をもたらす病気です。
彼女の症状には以下のようなものがありました:
・視野の一部が欠ける(左目の左上に違和感)
・光が刺すような痛みを感じる
・頭痛、ホルモンバランスの崩れ
・身体の肥大化、皮膚トラブル
下垂体腺腫は腫瘍が大きくなると視神経を圧迫し、放置すれば失明につながるリスクもある恐ろしい病気です。
実際によしこさんも、「左目の視野が半分ほど見えなくなっていた」と語っています。
早期受診の重要性と闘病後の姿勢

「太っただけ」「むくみかも」と見過ごしがちな変化も、体の危険信号かもしれない。
よしこさんのように、顔の変化や視力の異常に早く気づいて行動に移すことが何より大切です。
彼女は病気発覚後、すぐに手術を受け、しばらく芸能活動を休止。
その後、テレビやトーク番組で体験を包み隠さず語り、病気の啓発活動にも積極的に取り組んでいます。
そして復帰後は、闘病経験を「笑い」に変え、さらに深みと説得力のある芸人へと進化。
自身の体験から、「ちょっとおかしいな」と思ったら早めに受診することの大切さを、全国の視聴者に伝え続けています。
まとめ
ガンバレルーヤよしこさんの「顔の変化」から始まった下垂体腺腫との闘いは、私たちにも多くの気づきを与えてくれました。
・見た目の変化は重大な病気のサインかもしれない
・自分の体の声に耳を傾け、異変を放置しないことが大切
・よしこさんのように、病気を乗り越えて前向きに生きる姿勢は多くの人の励みになる
もしあなた自身や身近な人に「何かおかしいな」と感じることがあれば、ぜひ医療機関の受診をためらわないでください。
笑いの裏にある、よしこさんの強さと優しさに、心から拍手を送りたいですね。
それでは、ありがとうございました!
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