シンクロナイズドスイミング（現・アーティスティックスイミング）界のレジェンド、小谷実可子さん。
1988年ソウルオリンピックで銅メダルを獲得し、日本のスポーツ界にその名を刻んだ彼女ですが、私生活では「スポーツ医学の第一人者」として知られる夫・杉浦雄策さんとともに、愛情あふれる家庭を築いています。
本記事では、そんな二人の出会いや結婚、家族構成、そしてキャリアと家庭の両立についてご紹介します。
そこで今回は、
小谷実可子と杉浦雄策の出会いと結婚
小谷実可子の夫のプロフィール
キャリアと家庭の両立
周囲を惹きつける“しなやかで強い”夫婦の在り方
４つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
小谷実可子と杉浦雄策の出会いと結婚
小谷実可子さんと杉浦雄策さんが出会ったのは、1990年代後半。
共通の知人の紹介がきっかけだったといわれています。
出会った当初から、小谷さんは「この人と結婚する予感がした」と感じたそうです。
スポーツ界に携わるという共通点に加え、価値観や人生観が似ていたことも大きなポイントだったのかもしれません。
2人は1999年に結婚。
杉浦雄策さんは1964年2月生まれで、小谷さんの2歳年上。
結婚当時、杉浦さんは35歳、小谷さんは33歳という年齢でした。
小谷実可子の夫のプロフィール
小谷実可子さんの夫である杉浦雄策（すぎうら ゆうさく）さんは、スポーツ医学・運動生理学の分野で高い評価を受ける研究者であり、教育者でもあります。
1964年2月生まれで、2025年現在は明海大学不動産学部の教授として教鞭をとっています。
学歴・競技歴
杉浦さんは順天堂大学体育学部を卒業後、同大学院で運動生理学を専攻し、1988年に体育学修士号を取得しました。
学生時代は陸上短距離の選手（スプリンター）としても活躍しており、実践と理論の両面からスポーツと向き合ってきた人物です。
その後はスポーツ科学の研究・教育に専念し、明海大学では助教授を経て、2021年には教授に昇進。
教育・研究活動を通じて、アスリートの身体機能の解明や競技力向上、健康増進の分野で多くの貢献をしています。
専門分野と評価
杉浦さんの専門は運動生理学・スポーツ医科学。
特に「運動が身体に与える影響」「競技パフォーマンスの最適化」「回復・コンディショニング」に関する知見に定評があり、多くの学生・アスリート・研究者から信頼を集めています。
また、一般向けの講演やスポーツイベントでの監修なども行っており、アカデミックな領域にとどまらず、スポーツの現場にも精力的に関わり続けています。
キャリアと家庭の両立
小谷実可子さんも、現役引退後は解説者、JOC（日本オリンピック委員会）理事、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事など、スポーツ界の発展に尽力してきました。
一方で、2001年に長女、2006年に次女を出産し、2児の母としての顔も持ちます。
夫婦共に多忙な日々を送りながらも、家庭ではしっかりとパートナーシップを築いてきた小谷さんと杉浦さん。
互いの仕事を理解し合い、サポートし合う関係性は、多くの共働き家庭にとっても理想の形といえるでしょう。
杉浦さんは子育てにも積極的に関わり、娘たちの教育や日常生活においても、家庭内での役割を担ってきたといわれています。
周囲を惹きつける“しなやかで強い”夫婦の在り方
オリンピアンとしての経験、医学博士としての専門性、そして何より「人としての魅力」がにじみ出るお二人。
小谷実可子さんは講演など、夫である杉浦さんへの信頼と感謝をたびたび口にしています。
また、杉浦さんも表に出ることは少ないものの、その言動や教育スタンスからは、柔軟で懐の深い人物像が垣間見えます。
まとめ
小谷実可子さんと杉浦雄策さんは、まさに「スポーツと家庭の融合」を体現するご夫婦です。
お互いにリスペクトし合い、支え合いながら、それぞれのフィールドで輝き続ける姿は、多くの人々に勇気とインスピレーションを与えています。
競技人生を終えたあとも、こうして“第二の人生”を豊かに歩むことは、アスリートにとっても、私たち一般人にとっても大きな希望となるのではないでしょうか。
それでは、ありがとうございました！
コメント