ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで一躍注目を浴び、その後『仮面ライダービルド』の主演で大ブレイクした俳優・犬飼貴丈さん。
整った顔立ちと自然体の演技で多くのファンを魅了していますが、若い頃の彼はどんな少年だったのでしょうか。
この記事では、徳島で過ごした学生時代から上京、そして夢をつかむまでの道のりを振り返りながら、犬飼さんの“素顔の努力”に迫ります。
そこで今回は、
犬飼貴丈の若い頃の徳島で育った純粋な少年時代
犬飼貴丈の若い頃のジュノン・ボーイで見せた情熱と努力
犬飼貴丈の若い頃の仮面ライダーで咲いた努力の花
3つの観点から迫っていきます。
犬飼貴丈の若い頃の徳島で育った純粋な少年時代

犬飼貴丈さんは1994年6月13日、徳島県で生まれました。
幼少期は自然に囲まれた環境で伸び伸びと過ごし、家族思いの温かな性格だったそうです。
小学生の頃に千葉から徳島へ転居し、地元では活発で明るい性格として知られていました。友人関係も広く、周囲からは“ムードメーカー”のような存在。
高校は徳島県立富岡西高等学校へ進学。
勉強だけでなく音楽活動やファッションにも興味を持ち、表現することの楽しさを知った時期でもあります。
この頃すでに「人の心を動かすような仕事がしたい」と語っており、芸能の世界への憧れが芽生えていました。
しかし、徳島という地方から東京で俳優を目指すことは容易ではありません。
それでも彼は「いつか自分の力を試したい」と決意を固め、夢への一歩を踏み出していきます。
犬飼貴丈の若い頃のジュノン・ボーイで見せた情熱と努力

高校卒業後、犬飼貴丈さんは上京を決意。
2012年に「第25回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に応募し、見事グランプリを受賞しました。
この時の審査では、まだどこかあどけなさの残る笑顔と真っ直ぐな眼差しが印象的で、審査員から「清潔感と素直さが光る」と高く評価されています。
ただし、受賞後もすぐに順風満帆というわけではありません。
演技経験がほとんどなかった犬飼さんは、基礎からレッスンを重ね、地道に努力を続けました。
オーディションで落ち続けた時期もありましたが、「悔しい気持ちを次に活かす」と前向きに捉え、演技ノートをつけて自分の課題を分析していたそうです。
この“努力の積み重ね”が、後の大きな転機へとつながります。
犬飼貴丈の若い頃の仮面ライダーで咲いた努力の花

そして2017年、ついに運命の役が訪れます。
テレビ朝日系『仮面ライダービルド』の主演・桐生戦兎役に抜擢。
科学者でありながらヒーローとして戦う難しい役どころを、繊細かつ熱い演技で見事に表現しました。
当時、撮影現場では「どんなに疲れていても絶対に笑顔を崩さない」とスタッフからの証言も。
セリフ覚えの早さや現場での柔軟な対応力から、プロ意識の高さがうかがえます。
この作品をきっかけに犬飼さんは全国的にブレイク。以降も『なつぞら』『ぐらんぶる』『僕らの食卓』など、幅広いジャンルで活躍の場を広げています。
徳島から東京へ――彼が歩んできた道のりは、地方出身の若者にとって大きな希望の物語でもあります。
まとめ
犬飼貴丈さんの若い頃は、決して派手な成功物語ではありません。
地元・徳島で夢を育み、何度も壁にぶつかりながらも「努力をやめない」姿勢で道を切り開いてきました。
現在の穏やかで落ち着いた雰囲気の裏には、若い頃からの粘り強さと誠実さが根底にあります。
これからも俳優として、そして一人の人間として――犬飼さんの進化は続いていくでしょう。
それでは、ありがとうございました!
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