お笑いコンビ「爆笑問題」の田中裕二さんが、思わぬ形で“競馬の大勝利”を収めたことが話題となっています。
しかも、その額は驚きの186万円超。
しかし、通常なら大喜びしてもおかしくないこの出来事に、田中さん本人は「全くうれしくなかった」と語っています。
ラジオ番組で語られた真相や、相方・太田光さんからの容赦ないツッコミとはどのようなものだったのでしょうか。
本記事では、田中裕二さんの競馬エピソードを中心に、その背景と爆笑問題ならではの掛け合いの面白さを振り返ります。
そこで今回は、
馬券の「買い間違い」が生んだ大勝利
太田光のツッコミ炸裂!「人生なめんなよ!」
大勝利でも喜べなかった理由
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
馬券の「買い間違い」が生んだ大勝利

田中裕二さんはテレビ東京「ウイニング競馬」に出演しており、公私にわたり競馬に親しんでいます。
今回の出来事の発端は、9月7日に行われた「紫苑ステークス」と「京成杯オータムハンデ」の馬券購入。
実は田中さん、本来買うつもりだった「紫苑S」の馬券を、誤って「京成杯AH」で購入してしまったのです。
通常なら「やってしまった…」と落胆する場面ですが、この“買い間違い”がまさかの的中。
しかも、購入していたのは3連単。1点200円ずつ計1万8000円分を投じた馬券が、見事に的中し、その払い戻しは186万8200円に上ったのです。
公式X(旧Twitter)でも「OA後に発覚した驚きの的中」と報告され、ファンの間でも「持ってる男だ!」「神がかったミス」と大きな話題となりました。
太田光のツッコミ炸裂!「人生なめんなよ!」

この衝撃のエピソードは、9日深夜放送のTBSラジオ「JUNK 爆笑問題カーボーイ」でも取り上げられました。
太田光さんはこの話題を逃すはずもなく、田中さんを徹底的にイジる展開に。
「ふざけんなよ、お前!人生なめんなよ!」
「なんでお前だけそんな美味しい思いしてんだ!」
と、太田さんらしい強烈なツッコミを連発。
田中さんは当たりを知った瞬間から「これは絶対、太田から一生言われる…」と憂鬱になったと告白し、スタジオは大笑いに包まれました。
通常なら「よかったね!」と祝福されるはずが、爆笑問題の2人にかかれば一転してネタに変わる。
ここに長年コンビを組んできた信頼関係と、芸人ならではの面白さが表れているといえるでしょう。
大勝利でも喜べなかった理由

では、なぜ田中さんは186万円もの払い戻しを得ながら「全くうれしくなかった」と語ったのでしょうか。
その理由は2つあります。
1つ目は、“偶然の産物”であること。
買いたいレースではなく、誤って購入した馬券が的中したため、自分の実力や予想の結果ではないことに、純粋な喜びを感じられなかったようです。
2つ目は、相方・太田光さんの存在。
当たりを知った瞬間から「これを太田にイジられる未来」が頭に浮かび、186万円よりも先に“恐怖”がやってきたと冗談交じりに語りました。
田中さんらしい控えめな性格と、長年のコンビ生活が生んだ心理反応と言えるでしょう。
さらに、田中さんの妻でタレントの山口もえさんが、過去に「夫は金銭感覚が独特」と明かしていたことも思い出されます。
今回の件も、彼の独特な“お金に対する距離感”が現れた一幕といえるのかもしれません。
まとめ
田中裕二さんの「186万円爆勝ち」エピソードは、競馬ファンだけでなく多くの人々の注目を集めました。
しかし、当の本人は喜ぶどころか憂鬱な気持ちに。
その背景には、買い間違いによる偶然の的中、そして相方・太田光さんからの“無限ツッコミ”が待ち構えているという現実がありました。
爆笑問題のコンビとして30年以上第一線で活躍し続ける2人。
今回の一件も、単なる競馬の勝ち負けにとどまらず、漫才さながらの掛け合いでファンを楽しませてくれるエピソードとなりました。
芸人としての宿命なのか、それとも長年の相棒の絆なのか。いずれにせよ、186万円よりも価値のある“笑い”を生み出した出来事だったといえるでしょう。
それでは、ありがとうございました!
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