Def Techとはどんなグループ?と聞かれたとき、いちばん分かりやすい答えは「Shenの“声”とMicroの“言葉”で、前向きな空気を作る2人組」です。
代表曲「My Way」の印象が強い一方で、彼らの魅力は“あの1曲”だけでは説明しきれません。
この記事では、Def Techの全体像を押さえた上で、ShenとMicroそれぞれの役割・特徴を、初心者にも伝わるように整理します。
そこで今回は、
Def Techとは“気持ちを上げる音楽”を作る2人組
Def TechのShenの役割
Def TechのMicroの役割――“言葉の設計”で、背中を押す力を作る
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
Def Techとは“気持ちを上げる音楽”を作る2人組

Def Techは、聴いた瞬間に空気が明るくなるタイプの楽曲が多いグループです。
サウンドは、レゲエやハワイアン、ポップ、ヒップホップなどが自然に混ざり合うのが特徴で、「ジャンルで縛られないのに、Def Techだと分かる」不思議な統一感があります。
その統一感の正体は、突き詰めるとシンプルで、“声の質感”と“言葉の温度”が毎回ブレないこと。
落ち込んだ日でも聴ける、頑張りたい朝に効く、気分を切り替えるのにちょうどいい——そういう“生活の中のBGM”として強い曲が多いんですね。
そして2人組であることも重要です。
バンドのように人数が多いと、役割が分散して色が変化しやすい。
でもDef Techは、2人の核がハッキリしているので、曲調が変わっても「結局、前向きな余韻に着地する」設計になりやすい。ここが長く聴かれる理由の一つです。
Def TechのShenの役割

Shenのいちばんの役割は、何よりもボーカルの存在感です。
Def Techの曲は、メロディが軽やかで、リズムも心地いい。
それを“気持ちよさ”として成立させている中心がShenの声だと言えます。
ポイントは、声が「強い」のではなく、“抜けが良い”こと。
高く伸びるところはスッと空に抜けるし、語りかけるような部分は距離感が近い。
だから曲のメッセージが重たくならず、「励まし」が説教に聞こえない。
ここはDef Techの大きな武器です。
また、Def Techの楽曲は英語と日本語が混ざる場面も多く、言葉が切り替わる瞬間に“曲の流れ”が途切れることがあります。
でもShenの歌は、発音のニュアンスやリズムの置き方で、その切り替えを自然に見せる。
結果として、聴き手は「意味を全部理解していなくても気持ちが上がる」状態に入れます。
つまりShenは、曲を“感情の乗り物”として成立させる運転手なんですね。
Def TechのMicroの役割――“言葉の設計”で、背中を押す力を作る

Microの役割は、ざっくり言うとラップ/リリック(歌詞)で、曲のメッセージを芯にすることです。
Def Techの曲が「前向き」と言われるのは、単に明るい音だからではありません。
大事なのは、現実を飛ばしすぎずに、ちゃんと“今の自分”から出発する言葉になっている点です。
たとえば“頑張れ”とだけ言われると、人は疲れます。
でもMicroの言葉は、状況を一回受け止めてから、視点を少しだけ上げる作り方が多い。
だから聴き手は「分かってくれてる」と感じやすく、次の一歩につながる。ここが“刺さる”理由です。
さらに2人組として見ると、Microは曲の中でストーリーの地図を描く役でもあります。
Shenが“感情の光”だとしたら、Microは“言葉の骨格”。
この骨格があるから、曲を聴き終えたときに気分が上がるだけでなく、「自分の中に残るフレーズ」が生まれる。
Def Techが“聴き流しで気持ちいいのに、なぜか記憶に残る”のは、この設計が効いています。
まとめ
Def Techは、ジャンルをまたいだ心地よいサウンドの中に、前向きな余韻を残す2人組です。
その魅力を分解すると、Shenは“抜けの良い声”で曲を太陽側へ運び、Microは“言葉の設計”でメッセージに芯を通す役割を担っています。
声の気持ちよさだけでも、言葉の力だけでも成立しないところを、2人の分担がきれいに噛み合わせて「Def Techらしさ」が生まれる。
だからこそ、代表曲だけで終わらず、ふとしたタイミングでまた聴きたくなるグループとして長く愛されているのだと思います。
それでは、ありがとうございました!

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