M-1優勝で一気に注目度が上がった「たくろう」。そのツッコミとしてコンビを支えるのが、独特の芸名が印象的な きむらバンドさんです。
今回は「学歴(出身校)→大学中退の理由→芸人への転身」という流れで、エピソードを時系列で整理していきます。
そこで今回は、
きむらバンドの学歴まとめ
きむらバンドの大学中退の理由は?
きむらバンドの大学中退からの芸人転身までの道
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
きむらバンドの学歴まとめ

まずは学歴から。公表されているプロフィールでは、きむらバンドさんは
- 愛媛県立 松山中央高校 卒業
- 松山大学 中退
- NSC大阪校36期
という流れです。
学生時代の特徴としてよく語られるのが、高校ではバンド活動、大学では落語研究部に所属していたこと。
この「音楽→お笑い」へのグラデーションが、のちの芸名や芸風にもつながっていきます。
きむらバンドの大学中退の理由は?

いちばん気になるのが「なぜ大学を中退したの?」という部分。
この点は、インタビューで本人がかなり具体的に語っています。
きむらバンドさんは、当初「大学を卒業したらNSCに行こう」と考えていた一方で、大学生活はかなり“ちゃらんぽらん”だったと振り返り、2回生の時点で単位が足りないことが確定したと話しています。
ただ、そこで即・退学では終わらないのが面白いところ。
ちょうどその頃、地元・愛媛でお笑いをやる若手が珍しかったこともあり、ケーブルテレビの取材が入ったり、MCの仕事が来たりと、ローカルで注目される存在になっていったそうです。
さらに部員や部費が増えて“礎を築いている感”があり、結果として大学には4年間在籍しつつ、卒業はせずに中退(本人いわく卒業式の日に辞めた)という形になった、という流れです。
つまり中退の背景は単純に「辞めた」ではなく、単位不足 → 地元で活動が広がる → 学内での居場所もできる → でも授業は出ない → 結果的に中退という、かなり“きむらバンドらしい”遠回りだったわけですね。
きむらバンドの大学中退からの芸人転身までの道

大学でのローカル活動を経て、きむらバンドさんは NSC大阪校36期へ。
ここから本格的に芸人の道に舵を切ります。
そして2016年、相方・赤木裕さんとコンビを結成したのが「たくろう」。
コンビはNSCの先輩後輩関係で、現在は吉本所属として活動しています。
さらに2025年のM-1では、史上最多規模のエントリーの頂点に立ち、優勝をつかみ取りました。
ここで改めて効いてくるのが、学生時代からの「音楽」と「人前に出る経験」。
芸名の「きむらバンド」自体も、バンド活動に由来すると報じられています。
実際、ギター・ベースが特技として紹介されるなど、“音楽が近い芸人”としての色もはっきりあります。
遠回りに見えた大学時代のローカル経験が、今の“落ち着いて場をまとめるツッコミ”の土台になっている──そう考えると、きむらバンドさんのキャリアってかなり納得感があります。
まとめ
- 出身校は 松山中央高校→松山大学(中退)→NSC大阪校36期
- 中退の背景は、本人が語る通り 単位不足が確定したことが大きい
- ただし大学時代に 地元ケーブルテレビなどで注目される経験を積み、芸人転身への助走になった
- バンド活動の流れは芸名や強みにもつながり、M-1優勝で一気に全国区へ
学歴だけ見ると「大学中退」ですが、実態は“やりたいこと”に寄っていく過程で、経験値を積み上げていったタイプ。
だからこそ、たくろうの漫才で見せる安定感と説得力が、じわじわ効いてくるのかもしれません。
それでは、ありがとうございました!

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