横浜大洋ホエールズなどで活躍し、「スーパーカートリオ」の一員としても知られた高木豊さん。
現役引退後は野球解説者やYouTuberとして活躍していますが、実は高木豊さんには3人の息子がいて、全員がプロサッカー選手になったという驚きの家族でもあります。
長男は高木俊幸さん、次男は高木善朗さん、三男は高木大輔さん。
しかも2019年には三男・大輔さんがガンバ大阪でJ1デビューを果たし、俊幸さん、善朗さんに続いて3兄弟全員がJ1のピッチに立つという快挙を達成しました。(テレ東・BSテレ東)
父親はプロ野球選手なのに、なぜ息子3人はそろってサッカーのプロになれたのでしょうか。
調べてみると、そこには高木豊さんならではの「押し付けない教育」と、子どもの意思を尊重する独特の子育て philosophy がありました。
そこで今回は、
高木豊の3人息子がサッカーを選んだ理由
高木豊の「自分で決めさせる」教育方針
高木豊の3人息子が互いに刺激し合った兄弟関係
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
高木豊の3人息子が全員Jリーガーに!サッカーを選んだ理由

まず、高木豊さんの息子3人について整理しておきましょう。
長男は高木俊幸さん、次男は高木善朗さん、三男は高木大輔さんです。
父親がプロ野球界のスター選手だったことから、「息子たちにも当然野球をやらせたのでは?」と思ってしまいますよね。
ところが、高木豊さんは子どもたちに野球を無理にやらせようとは考えていなかったそうです。
Number Webのインタビューでは、高木さん自身が、子どもたちに運動をさせる中で複数のスポーツを経験させ、その結果、最も興味を示したのがサッカーだったと明かしています。(文春オンライン)
長男・俊幸さんは一度、自分から野球を始めたこともありました。
しかし、その後「やっぱりサッカーをやりたい」と申し出た際、高木豊さんはその意思を尊重しています。(文春オンライン)
2024年にも高木さんは、子どもたちについて「好きなことをやらせたい」という考えを語り、幼い子どもにとってサッカーはボールを蹴って走るだけでも楽しみやすく、そこから3人がサッカーに夢中になっていったと説明しています。(マイナビニュース)
父親の成功体験である「野球」を押し付けなかったこと。
これが3人の才能を伸ばす最初の大きなポイントだったのでしょう。
高木豊の教育方針は「自分で決めさせる」ことだった

高木豊さんの子育てで特に印象的なのが、人生の決定権を子ども自身に持たせるという考え方です。
サッカー育成年代について語ったインタビューでは、高木さんは子どもたちに対して「自分のことは自分で決めなさい」という姿勢を貫いてきたことを明かしています。(サカイク)
親が成功した道を、そのまま子どもに歩ませても幸せになるとは限らない。
だからこそ、進学するのか、ユースへ進むのか、プロを目指すのかといった重要な選択についても、複数の選択肢を示しながら、最後は本人に決めさせていたそうです。(サカイク)
これは単なる「放任」とは少し違います。
高木さんは幼稚園の頃から子どもたちと将来の夢について話し、自分で決断した以上は責任も伴うことを伝えていました。(サカイク)
さらに大切にしていたのが「観察」です。
長男・俊幸さんが野球から再びサッカーへ戻りたいと訴えた際も、高木さんは言葉だけではなく、表情や目から本人の本気度を見極めたと振り返っています。(文春オンライン)
つまり、
「好きなようにやりなさい」
と放っておいたのではなく、
本人に決めさせ、その決断を親がしっかり見守る。
これが高木豊流の子育てだったのです。
プロスポーツの世界は、親が代わりに戦ってあげることはできません。
幼い頃から自分で考え、自分で決断する経験を積んだことが、3兄弟が厳しいプロの世界で生きていく力につながった可能性はありそうです。
高木豊の3人息子は兄弟同士が最高の教材だった
高木家のもう一つの特徴が、3人の兄弟が同じサッカーの道を歩んだことです。
特に大きな役割を果たしたのが、長男・俊幸さんの存在でした。
高木豊さん自身、サッカー界については詳しくなかったため、長男の進路では「ユースなのか高校サッカーなのか、大学なのかプロなのか」と迷うことも多かったと振り返っています。(スポーツナビ)
しかし、その長男の経験を次男・善朗さんが間近で見ていました。
善朗さんは兄が進路に悩む姿を見ながら、自分ならどうするかを早い段階から考えられたと語っています。(スポーツナビ)
つまり長男が切り開いた道が、そのまま弟たちの「生きた教材」になっていたのです。
三男・大輔さんにとっても、2人の兄がプロを目指していく存在だったことは大きな刺激だったでしょう。
一方で、それはプレッシャーにもなりました。
Number Webの取材では、大輔さんが「自分も兄2人のようにならなければ」というプレッシャーを感じていたことを父・豊さんが知ったエピソードも紹介されています。(文春オンライン)
高木さんは兄弟を一括りにするのではなく、それぞれ違う性格を持つ選手として接していました。
その結果、3人は同じサッカー選手になりながらも、それぞれ違う個性を持ったプロへと成長していったのです。
高木豊の3人息子の現在は?

では、高木豊さんの3人の息子は2026年現在、どうしているのでしょうか。
長男・高木俊幸さんは2026年現在、関東サッカーリーグ1部の東京ユナイテッドFCに所属し、副将も務めています。
東京ヴェルディ、清水エスパルス、浦和レッズ、セレッソ大阪、ジェフ千葉などでプレーしてきた豊富な経験を持つ選手です。(TOKYO UNITED FC | 東京ユナイテッドFCウェブサイト)
次男・高木善朗さんは、2025年限りで長年所属したアルビレックス新潟を離れ、2026年からタイのBGパトゥム・ユナイテッドFCへ移籍しました。
東京ヴェルディ時代にはオランダのFCユトレヒトへ移籍するなど、3兄弟の中でも海外経験を持つ選手です。(アルビレックス)
そして三男・高木大輔さんは、2026年現在FC琉球に所属しています。Jリーグ公式サイトでもFC琉球のFWとして登録されています。(Jリーグ公式サイト)
現在は3人が同じカテゴリーで戦っているわけではありません。
それでも、兄弟3人全員がJリーガーとなり、さらに全員がJ1デビューまで果たしたという実績は、高木家の大きな特徴と言えるでしょう。(テレ東・BSテレ東)
まとめ
今回は「高木豊の3人息子が全員Jリーガーになれた理由!家庭環境と教育方針を深掘り!」と題して、高木豊さんの3人の息子について紹介しました。
高木家の3兄弟は、長男・高木俊幸さん、次男・高木善朗さん、三男・高木大輔さん。
父親はプロ野球界で活躍した高木豊さんですが、息子たちに自分と同じ野球人生を歩ませようとはしませんでした。
子どもが興味を持ったことを尊重し、進路では選択肢を示しながら、最後の決断は本人に任せる。
そして、ただ放っておくのではなく、普段から対話し、表情や言葉を観察する。
そんな**「自主性を尊重すること」と「しっかり見守ること」の両立**が、高木豊さんの教育方針だったことが分かります。(文春オンライン)
さらに長男の経験を弟たちが学び、兄弟それぞれが刺激を受けながら成長できた環境も、高木家ならではだったのでしょう。
3人全員がプロになった理由を単純に「父親が一流アスリートだったから」と片付けることはできません。
むしろ高木豊さんが、自分の成功体験を押し付けず、子ども自身に人生を選ばせたことこそ、高木3兄弟がそれぞれの才能を開花させた大きな理由の一つなのかもしれません。
それでは、ありがとうございました!

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