2026年2月4日、西武ライオンズが元選手・今久留主成幸(いまくるす・なりゆき)さんの訃報を発表しました。
亡くなったのは1月29日、場所は神奈川県川崎市内の病院、享年58歳。
葬儀は近親者のみで執り行われたとされています。
このニュースで改めて注目されたのが、PL学園での「KK時代」――桑田真澄さんとバッテリーを組み、1985年夏に全国制覇を成し遂げた“正捕手”としての存在感です。
この記事では、今久留主さんの「若い頃がすごい」と言われる理由を、公表情報ベースで分かりやすく整理します。
そこで今回は、
今久留主成幸の若い頃のPL学園「KK時代」
今久留主成幸の若い頃の明治大学で島岡監督のもとでの「最後の主将」
今久留主成幸の若い頃の復活を支えた献身の物語
それでは、早速本題に入っていきましょう。
今久留主成幸の若い頃のPL学園「KK時代」

今久留主さんの若い頃が語られるとき、中心にあるのはPL学園の黄金期です。
同学年に桑田真澄さん、清原和博さんが揃い、“KK時代”と呼ばれるほどの圧倒的な強さを築いた世代。
その中で今久留主さんは、スターの陰に隠れるどころか、勝つために必要な仕事を全部引き受けるポジションにいました。
特に象徴的なのが、1985年夏の全国制覇。今久留主さんは背番号2を背負い、エース桑田さんとバッテリーを組んで頂点に立っています。
捕手は「受ける人」ではなく、「勝ち方を設計する人」。
投手の良さを最大化し、ピンチで配球を組み立て、試合の流れを守る。そこに必要なのは技術だけじゃなく、投手への理解・胆力・責任感です。
しかも相手は“桑田真澄”。剛球と制球、勝負勘――一流投手の力を試合で成立させるには、捕手側にも同じレベルの覚悟が要る。
だから「桑田と全国制覇した捕手」という事実だけで、今久留主さんの若い頃が“ただ者ではない”ことが伝わります。
今久留主成幸の若い頃の明治大学で島岡監督のもとでの「最後の主将」

高校で全国制覇を経験しても、大学で埋もれる選手は少なくありません。
でも今久留主さんは、明治大学に進学してからさらに“格”を上げます。西武の発表や報道では、名将・島岡吉郎監督から最後の主将に指名され、4年秋にベストナインにも輝いたとされています。
ここが強い。
主将は「上手い人」がなるとは限らず、「勝つ集団を作れる人」が選ばれます。
練習の空気を締め、後輩の背中を押し、試合で迷いを消す。つまり“技術+人間力”の評価です。
また、大学野球の文脈でも今久留主さんは語られていて、島岡監督率いる明治大野球部の空気感や“明治魂”を、自分の言葉で振り返る記事もあります。
高校のスター街道だけでは終わらず、厳しい環境の中で「背負う側」に回ったことが、今久留主さんの人物像を立体的にしています。
若い頃のすごさは、甲子園の一発の栄光だけじゃない。
「強い組織で、強さを維持する役を担った」――そこに価値があります。
今久留主成幸の若い頃の復活を支えた献身の物語

プロ入りは1989年ドラフト4位で横浜大洋(現DeNA)。
その後、1995年シーズン途中に金銭トレードで西武へ移籍し、1999年限りで引退しました。
NPB通算は23試合出場、3安打、打率.214、3打点。数字だけ見ると派手ではありません。
でも、ここで終わらないのが今久留主さんの“語られ方”です。
報道では、1997年に桑田さんのオーストラリア自主トレに同行し、手術からの復活を目指す桑田さんを支えたエピソードが紹介されています。
そして訃報を受け、桑田さん本人も「信じられない」「涙が止まらない」といったコメントを寄せ、高校時代に受けてもらったボールや寮生活、全国制覇の記憶を振り返っています。
ここが、いちばん“若い頃のすごさ”を現在につなげるポイント。
甲子園で組んだバッテリーが、その後も人生の節目でつながり続ける。しかも「同窓会」ではなく、再起の現場で支える側に回る。この献身性こそ、捕手という役割を生きた人の美しさです。
引退後も、横浜(現DeNA)のスカウトや社会人野球のコーチなどを歴任し、後進育成に尽力したと報じられています。
目立たなくても、現場で必要とされ続ける――それが今久留主さんの一貫した評価だったのだと思います。
まとめ
今久留主成幸さんの若い頃が「すごい」と言われる理由は、スター性の派手さではなく、勝つチームの中核を担った捕手としての価値にあります。
- PL学園で桑田真澄さんとバッテリーを組み、1985年夏に全国制覇
- 明治大学で島岡監督の最後の主将、ベストナインと“背負う側”へ
- プロでは派手な数字よりも、堅実さと献身で支え続けた
- そして何より、桑田さんの再起にも寄り添った“相棒”として記憶される
訃報で名前が広がった今だからこそ、今久留主さんを「KKの脇役」で終わらせず、勝利を成立させた捕手の仕事として、きちんと残しておきたい人物です。
それでは、ありがとうございました!

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