全国でクマの出没が相次ぐ中、北海道出身のシンガーソングライター・松山千春(69)が、自身の高校時代の“リアルなクマ遭遇体験”を明かしました。
ラジオ番組『松山千春 ON THE RADIO』(FM NACK5)で語られたそのエピソードは、恐怖と笑いが入り混じるまさに“北海道の青春物語”です。
そこで今回は、
松山千春が高校時代に山を走っていたらクマがいた
松山千春が高校時代スミオにとことん怒られた
それでも自然と共に生きる
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
松山千春が高校時代に山を走っていたらクマがいた

高校生の頃、陸上の練習を兼ねて友人ウエダ君と山を走っていたという松山千春さん。
期末テスト中で部活動が禁止されていたにもかかわらず、「体動かさないとダメだべや」と走り出した2人。
ところがカーブを曲がったその先に——突然“クマ”が現れた。
「向こうもビックリしたと思うんだ。俺たちもビックリしたけど」と松山千春さん。
反射的に地面の石をつかみ、投げつけたという。
「そしたらクマは山の方に逃げてったんだな。『ウエダ、よかったな~』って笑いながら学校に戻った」と振り返る松山さんの語りには、少年らしい無邪気さと北海道らしい豪快さがにじむ。
松山千春が高校時代スミオにとことん怒られた

学校に戻り、同級生スミオに武勇伝のように語った松山千春さん。
しかし返ってきたのは厳しい言葉だった。
「『千春、なんてことするんだ!クマはちょっとしたきっかけで襲ってくるんだから、絶対そんなことするな!』ってな。」
このスミオこそ、卒業後に猟銃免許を取得し、シカ狩りをしていた本格派のハンター。
松山千春さんがのちに聞いた話では、スミオ自身もクマに遭遇したことがあり、「とにかく逃げるしかない」と教えられたという。
「クマは急所1発しか効かない。外したらどんどん向かってくるから逃げる」との忠告は、命の重みを知る人間の実感そのものだった。
それでも自然と共に生きる

松山千春さんは最後に「背中から襲われた方もいる。怖いな」と語り、近年のクマ被害にも触れました。
北海道の自然の厳しさ、そして人と野生が共に生きる現実を、身をもって感じてきた松山千春さん。
若き日の経験が、彼の“人間の強さと優しさ”を育んだのかもしれません。
まとめ
高校生の松山千春さんが見た“山の中のクマ”は、ただの野生動物ではなく、彼に「命の尊さ」と「自然との距離感」を教えてくれた存在だったのかもしれません。
69歳となった今も変わらず、まっすぐに人と自然に向き合う松山千春さん。
その語り口には、北海道の風と少年の心が今も息づいています。
それでは、ありがとうございました!

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