アイドルグループ「虹のコンキスタドール」や「でんぱ組.inc」で知られる根本凪(ねもと・なぎ)さんが、2026年3月をもって芸能活動を一時休止し、所属事務所ディアステージを退所することを発表しました。
10年以上にわたり、独特の個性と表現力で多くのファンを魅了してきた根本さん。
今回の発表には「体調面の不調」と「アイドル人生の区切り」という2つの背景がありました。
この記事では、根本凪さんのこれまでの歩み、活動休止の理由、そして“最後の舞台”に込めた想いを振り返ります。
そこで今回は、
虹コン・でんぱ組で輝いた10年「二つの世界を駆け抜けたアイドル」
「清 竜人25」第103夫人として再出発
根本凪が芸能活動休止の最後の舞台
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
虹コン・でんぱ組で輝いた10年「二つの世界を駆け抜けたアイドル」

2014年7月、根本凪さんは「虹のコンキスタドール」の第1期メンバーとしてアイドルデビュー。
絵を描くことや独創的な世界観を得意とする“アート系アイドル”として注目を集め、グループの個性派メンバーとして人気を確立しました。
2017年12月には「でんぱ組.inc」に加入し、異例の“二刀流アイドル”として活動。
ステージ上では圧倒的なパフォーマンスと天真爛漫な笑顔を見せ、両グループの橋渡し役としてもファンから愛されました。
その後、2022年4月に両グループを卒業し、クリエイター・Vtuberとしても活躍。多彩な才能を発揮してきました。
「清 竜人25」第103夫人として再出発

2024年5月、根本さんは“清 竜人25”の再始動メンバーとして「第103夫人・清凪」として加入。
“アイドル再婚プロジェクト”という異色のコンセプトでも話題を呼び、再び注目を集めました。
しかし、その一方で、体調面での不安も続いていたようです。
所属事務所ディアステージは「体調面でご迷惑をおかけすることが多かった」と説明し、本人と協議のうえで“前向きな休止”を決定したと発表。
根本さんも直筆コメントで、「清 竜人25のプロジェクトを一区切りにしようと思っていた」「アイドルというお仕事にお別れをしようと思いました」と語っています。
これは単なる活動休止ではなく、“アイドルとしての卒業宣言”ともいえる内容でした。
根本凪が芸能活動休止の最後の舞台

根本凪さんは、2026年3月に予定されている「生誕ライブ」をもって、アイドルとしての活動に幕を下ろします。
直筆コメントでは、「本当に本当にたくさん支えられ、成長させていただきました」と感謝を込めながらも、ファンへの愛情がにじむ言葉を綴っていました。
芸能界から一時的に離れるとはいえ、根本さんのこれまでの歩みは“アイドルの新しい形”を体現した10年でした。
多様な活動を通じて、音楽・アート・Vtuberなど、ジャンルを超えた表現を続けてきた彼女の次のステージに、ファンは静かにエールを送っています。
まとめ
根本凪さんの決断は、「アイドルとしての終わり」を悲しむものではなく、「一つの物語の完結」を祝福するもの。
自分の体と心に向き合いながら、最後まで“自分らしく”走り抜ける姿勢こそ、彼女らしいラストダンスです。
3月のラストライブでは、きっと“根本凪”というアイドルの全てが詰まった瞬間が見られるでしょう。
10年のありがとうを胸に、彼女は静かに次の人生へ――。
それでは、ありがとうございました!
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