フジテレビの長寿番組「くいしん坊!万才」が、2025年11月22日の特別番組をもって幕を下ろします。
1975年の放送開始から50年――“食を通して日本を旅する”というテーマで、多くの視聴者に愛された番組。
松岡修造さんをはじめ、歴代の“くいしん坊”たちが全国を駆け巡り、郷土料理と人情に触れてきたその軌跡を、今回は振り返ります。
そこで今回は、
1975年のスタートの初代・渡辺文雄が切り拓いた「食旅番組」
松岡修造が築い「熱いくいしん坊魂」は25年1247回の記録
松岡修造の50年のバトンをつないだ歴代リポーターが再集結!
3つの観点から迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
1975年のスタートの形式で書いて初代・渡辺文雄が切り拓いた「食旅番組」

番組が始まったのは1975年。
初代リポーター・渡辺文雄さんが「食べることは生きること」と語りながら、日本各地の食文化を丁寧に伝えたことが原点です。
当時は「グルメ番組」というジャンルが確立されておらず、名もなき食堂や農家を訪ねる姿勢が画期的でした。
竜崎勝、宍戸錠、梅宮辰夫、辰巳琢郎など、昭和・平成のスターたちが“くいしん坊”としてバトンをつなぎ、まさに日本の「味の記録集」となりました。
松岡修造が築い「熱いくいしん坊魂」は25年1247回の記録

2000年から番組を支えたのが松岡修造さん。
25年にわたり全国を駆け回り、通算1247回という最多出演を記録しました。
「食の力で人を笑顔にしたい」と語り、農家や漁師と抱き合って喜ぶ姿は、まさに“修造流くいしん坊”。
最終章の鹿児島ロケでは、32年間カメラを回し続けた元スタッフを訪ね、定年後に作った米を涙ながらに味わう――そんな心温まるシーンが予定されています。
松岡修造の50年のバトンをつないだ歴代リポーターが再集結!

11月22日の特別番組では、番組にゆかりのある歴代くいしん坊たちが集結。
それぞれが「一番おいしかった料理」「人生を変えた味」を紹介します。
ラストでは、松岡修造さんが“くいしん坊人生”の原点となった地を再訪し、視聴者へ感謝を込めたメッセージを届けます。
50年の旅路を締めくくるその瞬間、“食べることの喜び”と“人と人とのつながり”という番組の真髄が映し出されるでしょう。
まとめ
「くいしん坊!万才」は、ただのグルメ番組ではありませんでした。
食卓を囲む笑顔、作り手への敬意、地域文化への愛――すべてが詰まった“日本人の心の記録”です。
最終回の日、きっと多くの人が心の中でこう叫ぶはずです。
「くいしん坊、万才!」
それでは、ありがとうございました!
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