タレントや俳優、放送作家としてマルチに活躍するラサール石井さん。
知的なコメントやユーモラスな発言でお茶の間に親しまれている一方、その芸名の由来や学歴については、意外と知られていない部分も多いのではないでしょうか?
特に、「早稲田中退」ではなく「除籍」という表現を使っている理由や、名門「ラ・サール高校」から進学した背景には、石井さんの努力や挫折、そして当時のリアルな学生生活が垣間見えます。
今回は、ラサール石井さんの学歴にまつわる話を深掘りしながら、本名や当時のエピソードについてもご紹介していきます。
そこで今回は、
ラサール石井の芸名のルーツは母校だった
ラサール石井の最終学歴は「早稲田中退」ではなく「除籍」?
学歴コンプレックスを笑いに変える知性
3つの観点から迫って
それでは、早速本題に入っていきましょう。
ラサール石井の芸名のルーツは母校だった

ラサール石井さんの出身高校は、鹿児島県にある超名門進学校「ラ・サール高校」。
この学校は、東大や京大、医学部などに多数の合格者を輩出する全国トップクラスの男子校で、石井さんもこの厳しい環境で学び、学力を高めていきました。
芸名「ラサール石井」は、まさにこの母校から取られたもの。
本人曰く「自分の学歴に誇りがあるから」だそうです。
これは芸能界デビュー当初、同級生などにバレても恥ずかしくないよう、自らのバックボーンを名乗る覚悟でもあったのだとか。
その後、東大を目指して1年間の浪人生活を経て、1974年に早稲田大学第一文学部仏文学科に入学します。
ラサール石井の最終学歴は「早稲田中退」ではなく「除籍」?

よく「ラサール石井=早稲田中退」と紹介されることもありますが、実は正確には「除籍」。
これは、石井さん自身が明言しており、2025年の参議院選出馬会見でも「中退と書いたことはない、正しくは除籍」と発言しました。
除籍となった理由は、当時すでに芸能活動が忙しくなっており、授業に出席できなかったことや単位不足が原因。
大学側の規定により学籍が抹消される形となりました。
このように、本人の意志による「中退」ではなく、在学中の成績や出席状況によって退学処分を受けたことが、正確には「除籍」という表現につながっているのです。
とはいえ、当時から放送作家や俳優、そしてコント赤信号のメンバーとして活動の幅を広げていた石井さん。
その才能が大学という枠を飛び越えていた証とも言えるでしょう。
学歴コンプレックスを笑いに変える知性

「高卒だけど、ラ・サールだからな」。
これは石井さんがトーク番組で語ったセリフのひとつ。
世間で“高卒”という学歴に引け目を感じる人もいる中、彼はそれすら笑いに変えてしまいます。
また、自身の失敗や挫折も積極的に語ることで、同じような経験を持つ人たちに勇気を与える存在でもあります。
学歴は肩書きでありながら、それをどう活かすかが本当の“知性”。
ラ・サール高校という難関を突破し、早稲田大学に一度は入学しながらも、そこに留まらず別の道へと進んだラサール石井さんは、その知性を“言葉”や“表現”に変えて、多くの人を笑顔にしています。
まとめ
ラサール石井さんの学歴は、一言で言えば「ラ・サール高校卒業、早稲田大学除籍」。
その過程には、東大受験の挫折、芸能活動との両立、そして最終的な学籍抹消というリアルな人生の転機がありました。
それでも彼は、自身の学歴をネタにしながらも、その知性とユーモアで活躍の場を広げています。
まさに「学歴以上に大切なもの」を体現している人物と言えるでしょう。
それでは、ありがとうございました!
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