元バドミントン選手として日本代表で活躍し、現在はタレント・ママとしてメディア出演も多い潮田玲子さん。
そんな彼女が、2023年4月23日に放送された日本テレビ系「シューイチ」に出演した際の“ある発言”が、ネット上で大きな波紋を呼びました。
その発言とは、現代では「放送禁止用語」とされる表現のひとつを無意識に使ってしまったことによるもの。
番組は生放送だったこともあり、視聴者からは驚きや批判の声が相次ぎました。
この記事では、潮田さんが発した言葉の背景と、その後の対応、社会の反応について詳しく見ていきます。
そこで今回は、
潮田玲子の問題となった発言とは?
潮田玲子の対応は?
言葉の“地雷化”と変化する時代の価値観
3つの視点で迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう。
潮田玲子の問題となった発言とは?

潮田玲子の問題となったのは、2023年4月23日の朝に放送された情報番組「シューイチ」でのこと。
番組では、セブン-イレブンが新たに展開する大型店舗の話題が取り上げられていました。
コンビニとスーパーの機能を融合させた新業態に対して、潮田さんはこうコメントします。
「スーパーとコンビニの『合いの子』みたいなイメージでいいのかなと思うんですけれども」
番組出演者の潮田玲子さんが「スーパーとコンビニの『合いの子』みたいなイメージでいいのかなと思うんですけれども」などと感想を語った。
出典:JCAST NEWS
一見すると、ごく一般的な比喩のように聞こえますが、「合いの子」という言葉は、かつて「混血児」を指して使われていた経緯があり、現在では差別的・不適切な表現とされています。
実際、共同通信の『記者ハンドブック(第14版)』でも、「混血児」「合いの子」などは避けるべき用語として明記されており、放送業界においても「放送禁止用語」とみなされるケースがほとんどです。
潮田玲子の対応は?

潮田さんの発言からおよそ18分後、番組MCの徳島えりかアナウンサーが生放送中に頭を下げながらこう述べました。
「先ほど番組の中で、一部不適切な発言がありました。大変失礼いたしました」
2023年4月23日放送の情報番組「シューイチ」(日本テレビ系)で、「先ほど番組の中で、一部不適切な発言がありました。大変失礼いたしました」として、徳島えりかアナウンサーが謝罪した。
出典:JCAST NEWS
このコメントが番組側としての公式な謝罪と受け止められましたが、問題視されたのは潮田さん本人のリアクション。
番組内で明確な謝罪や言及は一切なく、そのまま何事もなかったかのように出演を続けたのです。
この点について、SNSでは以下のような批判が相次ぎました
「あの発言はアウトでしょ」
「育児セラピスト名乗ってるのに、言葉に配慮がなさすぎる」
「謝罪がアナウンサーだけっておかしくない?」
潮田さんは育児セラピスト2級の資格を持ち、絵本作家としても活動していることから、「言葉の大切さを知っている立場での発言としては軽率だった」とする声が特に目立ちました。
潮田は、妊娠をきっかけに「育児セラピスト2級」の資格を取得し、2021年には「絵本作家」としてもデビューしている。それだけに、〝言葉を選ぶ〟重要性は理解していなければならない立場と言える。
出典:週刊実話WEB
言葉の“地雷化”と変化する時代の価値観

今回の一件は、放送現場における「言葉のリスク」がいかに高まっているかを示す好例でもあります。
「合いの子」など、過去には一般的に使われていた言葉でも、現代の価値観では差別的・排他的な意味を持つものとして認識されるケースが増えています。
特にテレビやラジオのように公共性の高いメディアでは、こうした表現は即座に問題となり、炎上や謝罪対応に発展することが少なくありません。
加えて、言葉の使い方に対する社会の目も厳しくなっており、有名人やインフルエンサーが不用意な発言をすれば、たちまちネットで拡散・炎上の対象となる現実があります。
今回の件を受けて、あるネットユーザーは次のように指摘があったようです。
「中高年層には普通だった言葉が、今の時代ではNGになっているケースが多い。公共の場に出る人は、アップデートを怠ってはいけない」
まとめ
潮田玲子さんの「放送禁止用語」発言問題は、言葉の重みと使い方の重要性を改めて考えさせられる出来事でした。
時代とともに「常識」は移り変わり、かつては許容されていた表現も、今では「使ってはいけない言葉」とされていることも少なくありません。
著名人である潮田さんが、育児や教育に関わる立場であるからこそ、今回の発言には厳しい視線が向けられました。
今後、彼女自身の言葉への姿勢や、番組側の対応がどのように変化していくのかにも注目が集まります。
同時に、私たち視聴者や一般人もまた、「無意識に使っている言葉」が今の社会に適しているかどうか、日常の中で見つめ直すきっかけとなったのではないでしょうか。
それでは、ありがとうございました!
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