マツコ・デラックスさんはテレビで見かけない日はないほどの存在感を放っています。
歯に衣着せぬ発言で知られる彼女は、アナウンサーについても独自の視点と深い洞察を持っています。
バラエティ番組での共演から「最強のアナウンサー」と称した人物への敬意、そして若手アナウンサーへの興味まで、マツコの“アナウンサー観”には一貫した美学が感じられます。
本記事では、彼女が語る“本物のアナウンサー”の条件とは何か。
加賀美幸子さん、久保田直子さん、そして若手の秦令欧奈さんとの関係や発言を手がかりに、その核心に迫ります。
そこで今回は、
マツコデラックスのアナウンサー観における“本当のアナウンサー”とは?
マツコデラックスのアナウンサーへの信頼!久保田直子アナに寄せる安心感
マツコデラックスのアナウンサー評に見る“変な人好き”と若手への注目
主にこの3つについて迫っていきます。
それでは早速本題に入りましょう!
マツコデラックスのアナウンサー観における“本当のアナウンサー”とは?

マツコ・デラックスさんが「最強のアナウンサー」として名前を挙げたのが、元NHKの加賀美幸子さんです。
そのあとの“〇〇パン”とかさあ。そういう意味でのアナウンサーと本当のアナウンサーって違うじゃない。”本当のアナウンサー”で言ったらあたし、NHKの加賀美幸子さんですよ。一番好きなのは」と話した。
出典:日刊スポーツ
彼女を評して「一番好き」と語った理由は、単なる知名度や人気ではなく、アナウンス技術・表現力・品格という本質的な部分にあります。
加賀美さんは報道からナレーションまで幅広く活躍し、安定感ある発声と落ち着いた佇まいで視聴者を惹きつけてきました。
マツコは、テレビ業界における“タレント化されたアナウンサー”との差を明確に意識しており、「加賀美さんは“本当のアナウンサー”である」と高く評価しています。
この発言から読み取れるのは、「情報を正確かつ誠実に伝える力」と「人としての品格」こそが、アナウンサーの本質であるという彼女の信念です。
マツコデラックスのアナウンサーへの信頼!久保田直子アナに寄せる安心感
マツコと長年にわたり共演しているのが、テレビ朝日の久保田直子アナウンサー。
『マツコ&有吉 かりそめ天国』での進行役としておなじみですが、マツコは久保田アナに対し“絶妙な距離感”と“空気を読める力”に絶大な信頼を寄せています。
マツコは「アタシね、もうちょっと評価されてもいいと思うのよアンタ。でも何でこんな状態なのか」
出典:exciteニュース
番組では一歩引いた立ち位置でテンポを整えつつ、時にはさりげないツッコミも入れる久保田アナのバランス感覚は、視聴者にも安心感を与えています。
久保田アナは派手さはないものの、「番組の流れを壊さずに支える縁の下の力持ち」として、マツコにとっても重要な存在です。
ここでも共通するのは、“タレント性”ではなく“職人性”への信頼です。
マツコデラックスのアナウンサー評に見る“変な人好き”と若手への注目

一方でマツコは、若手アナウンサーにも強い関心を示しています。
最近では、関西テレビの秦令欧奈(はた・れおな)アナウンサーを「二次元アイドルみたい」とコメント。
彼女のビジュアルとSNSでの注目度を踏まえ、時代の流れにも目を向けています。
秦令欧奈アナを挙げ、「ああいう子がアナウンサーとして採用されるようになったんだっていうのは、私たちが思ってる概念が変わってきてるんだなって。」
出典:ENCOUNT編集部
ただし、ここでもマツコは「変な人の方が気になる」と述べており、型にはまらない個性や、独自性を持った人材に惹かれる傾向があるようです。
これは、単なるキャラクター性ではなく、「本質的な面白さ」や「自分の役割を理解しつつ、その枠を広げようとする姿勢」に対する評価といえるでしょう。
まとめ:本物を見抜く目と、時代を受け入れる柔軟さ
マツコ・デラックスさんのアナウンサーに対する見方は、一言でいえば「本質を見る目と、変化を受け入れる柔軟さの両立」です。
アナウンサーという職業に対し、技術や誠実さ、品格を求める一方で、時代の流れに乗った個性派にも目を向ける姿勢が垣間見えます。
加賀美幸子さんに見る“本物のアナウンサー”像。久保田直子アナに見る“支える力”。
そして若手の中に感じる“可能性”。
マツコの語るアナウンサー像は、過去・現在・未来をつなぐ深い視座から導き出されるものなのかもしれません。
それでは、ありがとうございました。
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